気づきの伝道師 藤井一規です。
よく、**年代にやっておきたいこと、みたいな本があったりする。
自分の年代にヒットしていると気になったりする。
今日は、どんなことに取り組むか、について考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10241/
この記事の目次
「20代には20代にしかできない将棋がある」
by羽生善治(将棋棋士)
人は成長とともに変化していく。
年齢を重ねていくだけでも変化をしていく。
年代ごとにすることは変わっていくのだろうか?
<人生と年齢>
どんな人も、生物としての成長過程は似たような経過をたどる。
生まれたとき、乳児、幼児のとき、
児童のとき、生徒のとき、学生のとき・・・
青年のとき、壮年のとき、中年のとき、
熟年のとき、初老のとき、・・・
心と身体の変化は、年齢とある程度関係がある。
また、社会生活をしていくうえでも、
義務教育や成人、職を得たり、
結婚したり、子どもの誕生、成長のタイミングは大きな影響を及ぼす。
会社の定年なども大きな変化の機会。
ある程度、年齢と人生のリンクは存在している。
<その状況だから>
だから、「**代にしておきたいこと」には、説得力があったりする。
行き当たりばったりの人生が悪いってわけではないけれど、
それだけだと、将来を意識して準備していたらできたことが、できなくなる可能性がある。
先人たちが後悔してきたことを活かして、
これから先の人生も意識しながら、
今だからできること、やっておきたいことを
明確にしていく価値はある。
例えば、10代、20代ならば、大き目な冒険する余地がある。
うまくいけばよし。うまくいかなくてもそれを糧に
十分巻き返していく時間も体力もある。
<今ならではのこと>
もちろん、年齢がすべてを決めるわけではない。
何歳になってもチャレンジすることはできるし、
やり直すこともできる。
ただ、これまでの成長と経過、その時の状況、
そして経験から積み上げてきた学びは、
そのタイミングならではのことを生み出していく。
人生において、いまだからできることがある。
<何歳になっても>
そしてそれは、何歳になっても、そのときならではのことがある。
年を取ったからあきらめるというよりは、
年月を重ねてきたからこそ、出来ることがある。
たとえば、年齢とともに感覚が鈍くなって、
若いときにできたことが、できなくなったというわけではなく、
鈍感力を身に付けることができたと考える。
忘れることも、悪いことばかりではない。
どんなときにも、
いまだからできることがあるのだ。