気づきの伝道師 藤井一規です。
何か提案すると、反対する人が現れたりする。
政治の世界で、与党の言うことに全て反対。
みたいなことが起きたりもする。
しかし、それで本当に望ましいことになっていくのだろうか?
今日は、望ましいことを実現することについて考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10383/
この記事の目次
「物事に反対するだけでは勝てない。物事に賛成し、自分のメッセージを完全に明確にすることによってのみ勝利できる」
byマーガレット・サッチャー(英国の政治家)
どんな選択をしても、完璧ということはめったにない。
なので、反対する余地はあるもの。
反対することも大切なことだけれど、反対するばかりでは、良くなってはいかない。
どのように対応していけばよいのだろうか?
<批評>
世の中には、批評することを職業にしている人たちがいる。
批評することには、大きな意味があり、見落としがちなところに気づかせてくれたりする。
しかし、批評しているだけでは、実際に変化を起こすことは難しい。
変化を起こすには、決定権をもったり、実権を握って実行に移していく必要がある。
反対するだけでは、何をしていけばよいかがわからない。
ひとつのことに反対するのは、それ以外の全てに可能性を残していたりする。
その可能性のうちの、どれを実行すればよいのか、伝えることにはならない。
<実行側に回る>
どうせなら、実行側に回ってしまおう。
それがサッチャーさんの取った方法。
そうすれば、とんでもなくかけ離れたことでない限り、
説得したり、良さを示していけば、自分の思ったことを取り入れたり、
ときには、大きく方向転換をかけられたりする。
実権のない外側で騒いで、できることもあるが、
実権のあるところで、働きかけるのとでは、影響力が全く違う。
<自分のメッセージ>
そして、あなたならではの筋が通ったもの。
あなたのメッセージを載せていくようにしていく。
そうすると、あなたに賛同する人が、増えていく。
賛同者が増えれば増えるほど、あなたの影響力も増していく。
このメッセージがあいまいだったり、
あるときは、こう言ったが、別の時には、反対のことを言っているようでは、
信用してはもらえないかもしれない。
自分の明確な主張を、実権側に回ってしていくと、
あなたの思いを実現しやすくなっていく。