気づきの伝道師 藤井一規です。
教えを受けるのも、変化・成長には有効だけれど、
大きな変化が起きるときには、なんらかの心を揺り動かされる体験が引き金になっている。
今日は、教えずに変化をおこすことについて考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「青年は教えられることより刺激されることを欲するものである」
byヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(独の詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家)
良いものを教えてもらえれば、うれしいもの。
それを生かすこともできるだろう。
しかし、誰かから丸ごと与えられることよりも、より効果的な方法がある。
それはどのようなものだろうか?
<教育>
教育とは、教えることだと考えている人は多い。
教わる機会をたくさん持てたほうが望ましい、という考え方だ。
たしかに、多くの知識に触れ、体験をする機会があるほうが望ましい。
しかし、だからといって、詰め込みさえすればよいというものだろうか?
誰かの思いでやらされたと感じたり、自分でやりたいと始めたが、
心にマッチしないものだったりすると、
大きな成果を期待できないかもしれない。
<自分たちで考える>
学校においても、自分たちで考えるという方式が広まりつつある。
誰かが、こういうものだ! と決まったものを押し付けるよりは、
自ら考え、試し、さらに考えるというプロセスが重要視され始めた。
与えられたものを覚えるところから始めるよりは、
自分たちの頭で考え、心や身体で感じたもののほうが、
より身に付くし、人間的な成長も得られるというのだ。
<心に火をつける>
人は、自分の興味のあるもの、おもしろいもの、取り組んで楽しいことには、
誰かが止めようとしてもなかなか止まらないもの。
全てを与えようとすると、与える側も大変になるが、
興味を引き起こすこと、刺激を与えることは、
ほんの一瞬、ちょっとしたことでよかったりする。
一度心に火がつけば、あとは放っておいてもどんどん追究していくもの。
たとえば、電車好きの子どものほうが、大人よりもはるかにいろいろな情報を知っていたりする。
好きなゲームの話なら、大人はついていけないほどだろう。
<わくわくしよう>
心に火をつける体験は、大人になっても持ち続けて生きたいもの。
日々の雑事に追われて、うずもれがちになるものだから、
より意識的に取り組んで生きたい。
興味を引くことがあれば、わくわくするレベルを求めてみる。
意識的に時間をとって、思う存分やってみる。
・・・
新しい世界がきっと見つかる。
【何かを与えられるよりも、心に火を灯したほうが効果的】
★あなたの心に火がつくことって何ですか?★