気づきの伝道師 藤井一規です。
人は働くことに意味を見出すのだそう。
働かずにいるよりも、働くことができたほうが、人生の満足度があがっていく。
今日は、働く意欲の扱い方について考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10415/
この記事の目次
「人間は本来働きたいもの。働くことをじゃましないことが、一番うまい人の使い方である」
by松下幸之助(実業家、発明家)
大変な職場にいたりすると、働く意欲が失われてしまうことも
あるかもしれないけれど、働くことは人間の根本のどこかにある欲求。
働くこと、その気持ちを活かすには、どうしていけばよいのだろう?
<働くことの意味>
何のために働くの?
◆生活のお金のため!
って答えがすぐに返ってきそうだけれど、
お金に困っていなくても、働きたいという気持ちが出てくるものらしい。
よく言われるのは、次の3つあたりでしょうか?
◆社会との関わりを持つため
◆自己実現のため
◆社会貢献のため
人は、人間といわれるように、何らかの人間関係を持ち
そこに自分の価値を見出していきたいもの。
何らかの役割を担ったり、貢献したいという気持ちが
湧き上がってくる。
<どんな気持ちで取り組むか>
生活のためにやむを得ず仕事をしているんだ。
という気持ちでいるときと、
その仕事が好きで、やりがいを感じているときとは
働くときの気持ちにも、出てくる成果にも大きな違いが出てくる。
だから、もしあなたが誰かの上司であれば、
部下が働く意欲を引き出すための工夫をしていきたい。
100%部下の理想を実現することは難しくても、
ともに同じ組織で働く仲間に対して、
できることに取り組むほうが、賢い選択になる。
ときには役割の変更や、組織体制そのものを見直す必要があったりもする。
<まずは話そう>
会社などの組織だったりすると、
あなただけでできることには限界があるかもしれない。
でも、まずは部下と話す時間をもとう。
そして考えよう。
どうしたら、その人をより活かしていくことができるのか。
もちろん、美しいことばかりをいうことはできないだろう。
いやなことも受け持ってもらう必要があるかもしれない。
それでも、どんな気持ちでいるのかを知るだけでも、
大きな違いが生まれてくる。
何を喜びとし、何を嫌うのか、それを知るだけでも違ってくる。
あなたも、自分の上司と、同僚と仕事への思いついてもっと話そう。
お互いを活かしあうことができる道が
開けてくるかもしれない。