気づきの伝道師 藤井一規です。
信じることと疑うこと。
あなたは何を信じ、何を疑っているだろうか?
信じるばかりで疑うことを知らないというのも危ういけれど、
疑うばかりもまた・・・
今日は、疑うことと、信じることについて考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10626/
この記事の目次
「疑うよりも、信じることに長けている人が、成功する」
by 大越俊夫(教育者、自己啓発作家、著述家)
信じるチカラと疑うチカラ。どちらも大切なチカラだけれど、
疑うよりも、信じるほうが成功するという。
それはなぜなのか?もうすこし考えていきたい。
<疑うメリット>
疑うこと、疑問を持つことは、
物事を深く理解するのに役に立つ。
矛盾はないか? 違和感がないか?
そう言った意識を持つことは、
ただの耳触りがよく、だまされてしまいがちなワナにはまるのを防いでくれる。
残念ながら世の中には、だまそうと待ち構えている人たちも存在しており、
疑うチカラをもつことは、身を守るために役に立つ。
<疑うデメリット>
疑うことには大きなメリットがあるけれども、デメリットもある。
まず、常に疑いの目で物事を捉えようとしていると、気が休まる暇がない。
周りのものすべてを警戒し、恐れてしまうことになりやすい。
あなたが誰かに警戒心を持って接すれば、
相手もあなたの警戒心に気づき、近寄り難くなりがち。
心を開いてくれない相手には、
相手も心を開きにくくなってしまう。
何かを始めるのにも、心配が先に立ち
なかなか踏み出せないままになりがち。
せっかくのチャンスも見逃してしまいやすい。
<信じないと始められない>
誰しも新しいこと、経験のないことに取り組むのには、
不安や疑問が伴うもの。
それらを完全に無くしてから取り組もうとしたら、
おそらく永遠に始めることはできない。
人間には際限ない想像力があり、
もし、・・・だったら?
という疑問を際限なく生み出すことができるからだ。
どこかで、きっと大丈夫だ、と信じ、
疑う心を停止しないと始められない。
<変化をするには>
変化が必要なときには、
疑うよりも、信じることに長けている方が成果が得やすい。
もちろん、どんなことでも盲信すればいい、というわけではない。
ただ、まずは思い切ってやってみる。
という精神を持つことは、うまくいっても、いかなくても、
気づき、学び、発見をもたらし、
次の新たな一歩につながっていくことは確かだ。