気づきの伝道師 藤井一規です。
惨めな思いをしたとき、辛いとき、どんなふうに克服しているだろうか?
そんなときの先人の知恵があるという。
今日は、辛さを克服する知恵について考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10662/
この記事の目次
「惨めな自分を笑い飛ばすユーモアは先人の知恵。どんなに辛いときでも明るく生きる高等技術」
by 美輪明宏(シンガーソングライター、俳優、演出家、タレント)
悩んだり、惨めな思いをしたり、辛いときなど、
ネガティブなものに意識が囚われて、ストレスで張りつめてしまうことがある。
そんな状況から解放されたいとき、ユーモアが役に立つことがある。
<ユーモアのある人>
ユーモアのある人と付き合うって、楽しい。
何の変哲もない、変わり映えがしなくて、退屈なときにも、
楽しみを与えてくれる。
答えが出なくて、悩んで、苦しんでいるようなときにも、
心を和ませ、緩めてくれる。
直接的な答えではなくても、不思議なエネルギーをくれる。
<ユーモアって?>
ユーモアってどんなものだろうか?
ユーモア(HUMOUR)はヒューマン(HUMAN)、「人間」ということばから生まれたそう。
人間らしさがそこに含まれることを示している。
単に、面白いことを言うことだけが、ユーモアと思われがちだけれど、
下品なジョークは、ユーモアからは外れているかもしれない。
極めて真面目なことを言ったり、したりしていても、
人間的なおかしみがあって、「くすっ」と笑いを引き出してくれるものも
ユーモアと言えるだろう。
ユーモアは、嫌味のない笑顔を引き出してくれるもの、と言っていいかもしれない。
<ユーモアの効果>
ときに、「天然」といわれたりして、
意識しないで、ユーモアを発揮する人もいる。
それも一つの才能と言える。
ただ、意識的に発揮できるのであれば、さらに素晴らしい。
悩んだり、惨めな想いに囚われているとき、緊張しているとき、
ユーモアは、ふっと心を和ませくれたりする。
頑なな相手を説得したりするときにも、ユーモアは役に立つ。
心が固くなっているとき、ストレスがかかっているとき
緩みや、新しい可能性を与えてくれる。
<ユーモアと思いやり>
自分のこと、相手のこと、今の状況をよく捉えて、
偏ったり、凝り固まっていることに気づいたら、
ユーモアを持ち込んでみたい。
人は、テンションやストレスから解放されたとき、
冷静な判断をしたり、、新しい発想が生まれる余地ができる。
辛いときにも、心の余裕が生まれてくる。
相手のこと、自分のことを大切にする
ユーモアを発揮できるようになりたいもの。
いずれ、ユーモアの能力を育てることについて書いてみたい。