ホメオスタシスの逆襲
「ホメオスタシス」って知ってます?
「恒常性維持機能」と言われる
熱があがった時に平熱に戻そうとする
アレです。
でもこれ
体の中に異物が入ってくると(例えばウィルス)
元に戻すために熱を出してやっつけたりするので
具合が悪くなることがあるんですよ。
その状態を
「逆襲」と私は呼んでいます。
私たちが成長していく時に
異物を取り入れていくことは必須過程です。
異物が入らなければ
今までと同じ自分のままですから。
異物と戦って
免疫力を高めていくことで
人は成長できるのです。
だから
自己成長をしている人たちは
ときどきホメオスタシスの逆襲に
あってしまうのです。
子どもの「知恵熱」も
母親からの免疫が切れる時期に出ます。
免疫のないものが
自分の中に入ってくると
「発熱」という戦闘モードに
きりかわるのですね。
そして
その異物に対応できるように
成長する。
成長とは異物と仲良くなること
私たちは、とかく
・さらけ出す
・恥をかく
・人と違うことをする
・面倒くさいことをする
なんていう
「異物」を取り入れることを
嫌います。
そして
ぬるま湯につかった日々を過ごしています。
いつも
「変わりたい」
「成長したい」
と言っている人でも、です。
本当に成長する人は
そんな異物に戦いを挑んでいる人です。
だから
時々、逆襲に合うんです。
・吐き気
・嘔吐
・肩こり
・寒気
・頭を刺すような痛み
でも、そんな
ホメオスタシスの逆襲の後には
ものすごいひらめきが待っていることを
知っています。
そのひらめきが成長の証であり、
「免疫」となって
次の戦いをラクにしてくれる存在でも
あるんですね。
戦いの先に待っているもの
大抵の人は
具合が悪くなると
「これは自分には合ってない」
と言ってやめてしまいます。
そんなとき、
自分に尋ねてみて欲しいのです。
「これを乗り越えた先に、なにがありますか?」
なにも見えないのなら
たしかに、
やめたほうが良いかもしれません。
でも、もしも
あなたと一緒に笑っている
誰かの顔が思い浮かぶのなら
ホメオスタシスと戦ってみるのも
良いかもしれませんね。
サクラサクしつもん
この困難を乗り越えた先に
なにが待っていますか?