気づきの伝道師 藤井一規です。
人はひとりでは生きていけない。
だから時間を共にする誰かがいたりする。
その相手との関係は、どのようなものだろうか?
今日は、人とのつながり方について考えていく。
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この記事の目次
「私の前を歩くな、私が従うとは限らない。 私の後ろを歩くな、私が導くとは限らない。 私と共に歩け、私達は一つなのだから」
by アメリカンインディアン ソーク族の格言
複数で行動をするときには、だれかがリーダとなることが多くなる。
それがうまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。
どのような違いがあるのだろうか。
<リーダー>
組織では、リーダーとなる人が必要になったりする。
よく、リーダーは偉い。とリーダー自身や、メンバとなった人たちが
思い込んだりすることがあるが、そうではない。
偉いのだから、私の後をついてこい。
では、うまくいかなくなってしまいがち。
リーダーは、リーダーという役割を果たす人であって、
権限を持っているかもしれないが、人間として偉いというわけではない。
しかし、勘違いをしてしまうことが多い。
<メンバー>
メンバーなら、リーダーの後についていきさえすればよい。
というものではない。
メンバーもリーダーを含めた同じグループの一員として、
より望ましいところに向かって進む責任がある。
変な方向に進もうとしているとすれば、
メンバーはそれをリーダーのせいだけにして放置してはいけない。
メンバーが気づいた望ましい方向を示し、
グループの理解を得て積極的に推進していく、
リーダシップを発揮することは大切なこと。
リーダーシップはリーダーだけが発揮するのものではない。
<グループをひとつに>
もちろん、メンバーが自分の気に入らないからという理由で、
リーダーを批判すればいいというものではない。
リーダーは、メンバーの言うことをろくい聞かないまま、
自分に権限があるのだからと、強権を発動すればいい
というものではない。
学ぶとき、話を聞くときには、一旦は全ての批判を横に置いて、
受け留める必要がある。
<共に歩む>
もちろんときには、
意見が割れるときもあるだろう。
リーダーが権限を発揮することも大切になる。
しかし、それはそれぞれが必要なことを出しあえる環境の上でのこと。
そして、決まって合意したことは守っていく。
それぞれが、グループとして共に歩もうとする姿勢をもっていたいもの。