気づきの伝道師 藤井一規です。
いつも心がけていることは何ですか?
あいさつは、身に付けたい、身に付けさせたい心がけの代表。
今日は、挨拶、返事について考えてみたい。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/11203/
この記事の目次
「明るく元気な挨拶で相手の心を開く
『ハイ』という明るい返事で自分の心を開く
使ったものは元通りにする(整理整頓)」
by 太田典生(経営コンサルタント)
あいさつや返事には、特別なチカラがあるようだ。
それはなぜなのか?どう活かしていけるのかについて掘り下げてみる。
<目覚めの機会>
明るく、元気にあいさつしようとすれば、
声を出すまえに、息を大き目に吸うことが起きる。
そんなの当たり前だと思うかもしれないが、
身体の中に、新しい空気が多く入ることは、
それだけで、覚醒効果がある。
あいさつのために声を出せば、
さらに覚醒していく。
眠くなったときにあくびもいいけれど、
明るい声を出すことは効果的だ。
明るく、元気なあいさつは自分の身体と心を目覚めさせることにもなる。
気分の切り替えにも役に立つ。
<コミュニケーションの始まり>
人と会ったとき、無言のままでいることもできる。
いちいちあいさつするなんて・・・と考える人もいるかもしれない。
人は心地よい働きかけがあると、それを鏡写しのように返そうとする性質がある。
笑顔でにっこりされると、こちらも思わずにっこりしたりする。
たとえ知らない人であっても、
「おはようございます」「こんにちは」・・・
と声をかけることができる。
声をかけることは、あなたの中にあるものを相手に向けて働きかけることの一つ。
あなたに心の扉が開いていますよという合図でもある。
あいさつが返ってくるということは、
心の扉を開けてますよ、という合図になる。
明るく、元気な挨拶は、自分にも、相手にも効果があり、誰とでもできる
素敵なコミュニケーション。
大切にしたい。
<返事の効果>
何かを求められたとき、返事をはっきりしないときと
はっきり「ハイ」というときとでは、どんな違いがあるだろうか?
どっちだって、やるんだからいいじゃないか。
と思うかもしれない。
しかし、「ハイ」とはっきり答えると、
自分の中に落とし込まれたような感覚がわいてきたりするもの。
無言のままだったりすると、
どこかで、そんなこと言われてもな・・・
というような思いを引きずったままになったりする。
同じやるのであれば、いやだなあという思いを抱えたままするよりは、
スッキリした気持ちや、割り切った気持ちで取り組みたいもの。
<基本動作>
あいさつや返事は、日常に何度もおきたりする基本動作。
どれくらい気持ちよくできるかは、
毎日をどれくらい気持ちよくできるかに関係している。
どんなあいさつや返事をしていきたいか、
改めて考え、習慣にしていきたいものだ。