気づきの伝道師 藤井一規です。
生きていくうえで想像力を働かせることは重要になる。
どれだけ想像力を活用できるかで、人生は大きく変わっていくといってもいい。
今日は、想像力を活かすことについて考えてみたい。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/11211/
この記事の目次
「真の革新者は想像力を糧に生きています。思い出ではありません。
そして、なにごとも当然のことと、決めてかかったりしません。限界を見ようともしません。
彼らにとっては、すべてが可能なのです」
by ロビン・シャーマ(加の自己啓発作家、講演家、元弁護士)
あなたはどんなふうに想像力をつかっているだろうか?
夢を描くとき、これから起きることを予測するとき・・・
誰にでもあるチカラだけれど、もっと活用できるのではないだろうか?
<何かを頼まれたとき>
日常で誰かに、「***して欲しい」
といわれ、「OK」なことだったとき、
あなたは、お願いされたことをそのままする?
「あの部屋にある段ボール箱を持ってきてくれない?」
と言われたとき、たしかにその段ボール箱を持ってくれば
頼んだ人は満足するかもしれない。
しかし、もう一歩踏み込んで、
何のためにそれをして欲しいのか?に気づくことができれば、
対応が変わるかもしれない。
<想像力を使う>
例えば、そこにある物を詰め、誰かに送ろうとしているのなら、
箱にするためや、箱を閉じるためにガムテープは?
壊れないようにする梱包材があると便利かも。
送り先やメモなどを書いたりするのだったらペンは?
物によっては、頼まれた段ボール以外のほうが適切だったりもする。
「メモするもの取って」と言われたら、
書くモノと、書きつけるための紙の両方を想像し、持っていく。
Aをしてね。と言うのは、Aをすることだけが求められていることではなく、
本当はAをした結果の先に得られるものを求めているはず。
Aをしてね。と言われたから、Aだけすればいい。というのと、
Aをした先に思いを寄せて対応するのとでは、
大きな違いが生まれてくる。
相手の様子を見て、想像できることを満たしたり、
ひとことくらい聞いて提案できる人と、
言われたことだけをやる人とでは、
その人への印象には大きく差がついていく。
<想像力は無限>
別の想像力の使い方に触れておく。
想像力のすごいところは、制限を外し、無限に広げることができるところにある。
現実のなかでは、いろいろな制限がついて回っている。
時間やお金をはじめとして、さまざまな縛りがある。
そんな制限に慣れてしまい、つい、その制限の中でだけで考える癖になりがち。
ときには、「どんなことでも可能だとしたら?」
という質問に答えておきたい。
新しい可能性を意識できることは、そのチャンスがやってきたときに
あ、これはチャンスかも!と気づきやすくなる。
<課題や困難の解決にも>
さらには、問題や課題にぶつかったとき、私たちは
いつもの考え方に囚われて、ぐるぐる同じところを回るかのように
悩んだり苦しんだりするもの。
視点やアイディア、発想を拡げたり変えると、
思いのほか簡単に悩みや苦しみから逃れられたりする。
あの人の視点から見たらどうだろう?
未来の課題を克服した自分からしたら、この経験はどんな経験?
なにがあれば解決できるのだろう?
ほんのちょっとの想像力が導くアイディアが、問題を解消してくれたりする。
想像力は、日ごろからどんどん活用していきたい能力だ。