気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたは最近、どんなことに驚いただろうか?
驚きがいっぱいだったときを経て、
成長とともに、驚かなくなっていっているのではないだろうか?
今日は、驚くことの効果、どんな人生にしていきたいかについて考えてみたい。
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この記事の目次
「『驚く力』を取り戻すことは、あなたの人生にもう一度『光』を取り戻すことにつながる」
by 名越康文(精神科医)
子どものときは、驚きの満載だったように思う。
大人になると驚くことを忘れがちで、
日々がなんだかつまらない、味気ないものに感じたりしている。
驚くことにはどんな効果があるのか、掘り下げてみたい。
<驚きに満ちた日々>
子どものとき、驚くことがいっぱいあった。
初めて体験することもいっぱいで、
見るもの、聞くもの、体感するものどれもが、とても新鮮に感じられ、
日々が楽しかったように思う。
成長とともに経験済のことが増えたり、
出来事の仕組みを学び、理屈を学び、
予測できることが増えていく。
いつものことが増え、当たり前が増え、
驚くことが減っていくように思ってしまう。
そうしているうちに、驚くことも忘れていってしまいがちになり、
なんとなく、つまらないような気持ちを抱いたままになったりする。
<記憶力と驚く力>
驚くことには、どんな効果があるのだろうか?
まず、驚いたことは記憶に残りやすくなる。
驚いたときに、目を見開いたり、息を大きく吸ったり、
思わず声が出たりといったことが起きる。
するとマーキングされ、印象に残る。
別段驚くようなことでないことでも、
「へ~、そうだったのか!」
と驚きの反応してみると、印象に残りやすくなることに気がつく。
これは、実際、記憶力の向上につながっていく。
<喜びと驚く力>
たいしてことではなくても、
意識して驚いてみると、なんだかうれしくなる。
道端に、ちょっとした花を見つけたら、
「わあ、こんなところに、こんな花が!」
灰色だった気分が吹き飛んで、
うれしくなる、喜びが生まれてくる。
新しいことを知ったなら、
ちょっとしたことでも、大きく驚いてみる。
すると、楽しさが身体に拡がってくる。
<驚く力を思い出そう>
驚く力は記憶力を向上させてくれる。
なにげない時間を、楽しい、わくわくする、うれしい時間に変えてくれる。
そう、生きる力を取り戻してくれる。
驚く力は、誰にでもある。
子どものときは、十分発揮していたはず。
もういちど思い出して、まずは意識的に使ってみたい。
使った楽しさ、うれしさを拡げていったら、
生きることが楽しくなっていく。