気づきの伝道師 藤井一規です。
疲れたと感じるときって、どんなときだろうか?
疲れの原因としては、3つあると言われる。
ひとつは肉体を動かしたことによる疲れ、それ以外に2種類あるとされる。
今日は、疲れについて考えていく。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/11641/
この記事の目次
「私たちの疲労は仕事によって生じたのではなく、悩み・挫折・後悔が原因となっていることが多い」
by デール・カーネギー(米の実業家、作家、ビジネスセミナー講師)
身体を動かしたことによる疲れは、やむを得ない部分があるが、
それ以外の疲れは、できるだけ避けていきたいもの。
どのようにするのがいいのだろうか?
<疲れの種類>
疲れの種類には、
肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労の3種類があると言われている。
運動したり、いつもより大きな負荷がかかったことからくる、肉体的疲労。
人間関係をはじめとした悩みごとからくる、精神的疲労。
長時間の集中や緊張からくるのが、神経的疲労だ。
デール・カーネギーは、これらのうち精神的疲労が占める割合が高く、
もっともケアすべきことだと伝えてくれている。
精神的疲労のケアの重要性は確かだけれど、
ここでは、一通りレビューしていきたい。
<肉体的疲労>
普段動かしていない筋肉を使ったり、
大きな負荷がかかったとき、肉体的疲労が発生する。
まあ、やむを得ないか。。。
いえ、ちょっと待って。
気づいておいた方が良いことは、
普段の姿勢が、不必要な肉体的疲労を招いていることだ。
首が前に出ていれば、5kgほどもある頭部を
背骨ではなく、筋肉で支えなくてはならなくなり、
肩こりの大きな原因になっていたりする。
さらに、多くの人の座り姿勢は、骨盤が寝た状態になっていて、
腰に大きな負担をかけてしまっている。
普段の姿勢を一度見直してみて、自然に、楽でいられる状態にしていきたいもの。
また、疲れを効果的に取る方法についても、別の機会に触れていきたい。
<精神的疲労>
精神的疲労は、避けることが可能なものだ。
仕事がひと段落したとき、
「ああ、疲れた」と言うだけで、疲れたという感覚を連れてくる。
「充実していたな」と言えば、感じ方が違ってくる。
同じことに取り組むのでも、
悩みながら、挫折を感じながら、後悔しながらやっているのと、
それらは一旦横に置いて、一生懸命取り組むのとでは、
疲れ方が全く違ってくる。
さらには、今かかえている悩み、挫折、後悔がいかに重くても、
いずれは、自分の人生の糧になると信じられるなら、
その未来の自分を想像してみたい。
あの悩み、挫折は、後悔は、どんなふうに役立っているだろうか?
一旦横に置いておくこと、解決した未来を想像することは
是非お勧めしておきたい。
<神経的疲労>
神経的疲労は、長時間の集中や、緊張などからくる。
精神的疲労との関係性も強い。
必要なときに、集中することや適度に緊張することは、とても大切なこと。
なので、適度な息抜きをいれていくことを意識したい。
取り組むことを切り替えたり、
ほっとする時間を設けたり。
ゆるみがあるから、力を入れたり、集中することができるのだから、
緩めることは、力を入れることよりも大切にしたい。
<まずねぎらおう>
疲れを感じたら、まずは頑張った自分をねぎらおう。
悩みに囚われた疲れだとしたら、
一生懸命悩んだ自分をねぎらおう。
長時間集中したり、緊張していた自分をねぎらおう。
それから、改善するにはどうしていったらいいか、
とりくんでいけばいい。