気づきの伝道師 藤井一規です。
感謝の気持ちを持つ重要性は、数多くの人たちが伝えてくれている。
今日は、マーフィーの言葉を通じて、心がけたいことについて考えていく。
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この記事の目次
「あらゆる人に感謝しなさい。そうした態度は潜在意識に刻印され、あなたをますます幸福にします。これが感謝の法則です」
by ジョセフ・マーフィー(アイルランド出身の宗教者、著述家)
誰かのことにイライラしたり、怒ってしまったり、批判したりってことは
良くあることかもしれない。
しかし、それでも感謝の気持ちを持ったほうが良いのだという。
どうしていけばいいのだろう?
<誰にでも感謝しろなんて>
誰にでも感謝しなさい。
といわれると、それは無理だ!と思うかもしれない。
あなたの大切なものを壊そうとしたり、
奪おうとするような人がいたとしたら、
その相手を感謝の対象と捉えるのは困難だといえる。
大事な約束を破られたら、
文句のひとつも言いたくなるものだ。
なかなか言うことを聞かない子供に、癇癪を起こしたり。
しかし、
マイナス感情を持つと、
マイナスな感情が無意識に記される。
だから、プラスの感情を持つようにしましょう。
それが無意識にしるされていくから。
というわけだ。
<マイナス感情の意味>
ここでひとつ気がつくのは、
マイナスの感情をもつことは、きわめて自然なことであり、
むりやりプラスにしようとしても無理があるということだ。
なぜなら、例で示したように、
自分の大切なものを壊そうとしたり、奪おうとすることや、相手のためを思っているのに、
そのものに対する感情をプラスに受け留めることは無理だといっていいからだ。
しかし、マイナスの感情は、そこに
あなたの大切なものが存在することを教えてくれている。
大切なものが損なわれた、あるいは損なわれようとする状況があることを。
大切な誰かのこと思っている自分を。
マイナス感情は、大切なもののありかを示してくれるサインなのだ。
<感謝の持ち方>
だから、感謝の気持ちの持ち方としては、
自分の中にある、大切なものの存在を教えてくれてありがとう。
という方法がある。
私たちは、当たり前にあることに対しては、
ありがたさを忘れてしまいがち。
たとえ、ものすごくありがたいことであってもだ。
マイナス感情を引き起こした人は、
改めて、あなたの大切な、ありがたいものの存在を教えてくれる。
教えてくれてありがとう。
という感謝の気持ちをいだいていく方法があるかもしれない。