気づきの伝道師 藤井一規です。
情報に溢れているといわれる現代。
得ようとすれば、そのほとんどを手にすることができるとすら言われる。
しかし、情報がありすぎることで、問題も生まれている。
今日は、情報の取り扱い方について考えていく。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/11738/
この記事の目次
「情報が多ければ判断が楽というものではない」
by カール・フォン・クラウゼヴィッツ(プロイセン王国の軍人、軍事学者)
判断するために、情報がないと困ってしまうが、
情報が多すぎれば却って判断に迷ってしまったりする。
どのように情報を取り扱っていけばいいのだろう?
<溢れる情報>
インターネットの普及は、情報の爆発的な増大を生んだと言われます。
調べたい、知りたいと思うことを誰でも簡単に検索でき、
コピーや拡散も容易になった。
誰かのちょっとした呟きが、大きな社会現象を巻き起こしたりもする。
保育園落ちた日本死ね!!!というブログが国会でも大きな話題になったり、
ピコ太郎さんのPPAPが世界中で知られるきっかけになったりもする。
いろいろな立場の様々な考え方に基づく情報が溢れていて、
同じことに対して、正しいとする情報もあれば、間違っているとする情報もあり、
調べれば調べるほど、わけがわからなくなったりすることがある。
<情報の危険性>
インターネットでは、一瞬にして世界中に拡散してしまう可能性がある。
ときには、意図的な嘘や、デマ、悪意をもった情報が拡散されたりもする。
だから、特に個人のプライベートに関するもの、
裏情報的なもの、未発表のものを扱うときには、
慎重に取り扱う必要がある。
そういった情報に出会ったときには、
偏った情報になっていないか、確認する必要があったりする。
<情報の信ぴょう性>
では、情報の信ぴょう性は、
どのようにして確認すればよいだろうか?
検索で上位に出てきたから、書いたのが有名人だから、権威がありそう
という情報は、信頼できそうに思われるけれど、
どうもそうとはかぎらない。
インターネットの検索サイトで上位に表示されるための工夫は存在し、
有名人や権威がありそうな人が宣伝に利用されていたり、ということはよくあること。
<信頼性を高める>
だから、たくさん溢れている情報の中から、
信頼できるものを自分で選び出していけるようになりたい。
そこで、信頼性の高さを知るのに、参考になる情報をまとめておく。
・実績がしっかりしている情報源か。過去の情報に問題はなかったか。
・客観的なデータやその引用元を明記している場合、信ぴょう性が高まるが、
引用元が偏ったものになっていないかはチェックが必要。
・商品の宣伝やアフィリエイトが差し込まれ、誘導していないか。
・日本語が正しくつかわれているか。
・問い合わせ先が明記されているか。
・信頼できる複数の情報源で一致があるか。
など。
情報に踊らされることなく、より信頼性のある情報をもとして、
さらに、自分自身の判断も加えて、うまく活用できるようになりたいもの。
まずは、より確かな情報を見極める能力を高めていきたい。