気づきの伝道師 藤井一規です。
なにを笑うかは、その人となりを表しやすいという。
それはなぜなのか、そして、どう活かしていけばよいのだろうか?
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この記事の目次
「何を笑うかによって、その人柄がわかる」
by マルセル・パニョル(仏の小説家、劇作家、映画作家)
笑いには、不思議な力がある。
笑えば元気が出てくるし、気持ちがリフレッシュされたりする。
そして、その人の表現だったりする。
しばし笑いについて考えていきたい。
<笑いのチカラ>
とりあえず、笑顔の表情をしてみる。
口角をあげて、にっこりと^^
それだけで、なんだか明るい、うれしい気持ちになったりする。
そう、笑顔になるだけで、
気持ちに大きな変化をもたらしてくれる。
さらに、声を出して笑えば、呼吸が促進される。
横隔膜が動き、新しい空気が酸素が取り込まれ、
新たなエネルギーを得やすくなる。
<笑いは雰囲気も動かす>
落ち込んだ人を笑わせることができれば、
落ち込みから抜け出させることができたりする。
会議で煮詰まってしまったときに、
ふとした笑いをきっかけに、アイディアがでてきたりする。
意識的に笑いを活かすことは、普段の生活でもとても役に立つ。
それに笑いは、周りの笑いを呼びやすい。
<何を笑うか>
しかし、思わず笑ってしまう場合というのは、
無意識に反応していると言える。
そして、笑いのツボというか、
ひとによって笑うポイントが全く異なったりする。
笑いには、喜びのもの、満足や共感、楽しさ、のようなものもあれば
皮肉だったり、シュールだったり、ちょっとエッチなものだったり、
機知やユーモアのあるものだったり。
人によって特徴が表れやすかったりする。
無意識に反応するということは、
その人が知らず知らずのうちに、どんなところに注目しているかにつながっている。
<無防備な状態>
また、笑っている状態というのは、
とても警戒が弱まった、無防備な状態だと言える。
口という、身体の内部とのつながりや急所になる場所を開け放ち、
目も細くなって、視界も狭くなり、
声も出していれば、外からの音も聞き取りにくくなっている。
それだけ無防備な状態だということは、
安心感があって、素の自分が表現されているといえる。
<確認してみよう>
だから、まずは自分がどんなことに反応して笑ってしまうのか、
是非確認してみたいもの。
自分がどんなことに無意識のうちに注目しているのかがわかる。
また、意識して笑う時間をつくってみたい。
初めはぎこちなくても、すこしずつ自分の習慣を変えていくことができる。
笑いをかしこく活用し、
笑顔の時間を増やしていきたいもの。