リノベーションの新しい形【行政編】
リノベーションやまちづくりのイベントや講演会へ去年から何度となく参加しています。
そこで感じることは、行政と民間のギャップです。
高齢社会での地方の人口現象は加速度的に現象しています。
私の住んでいる広島市内でも同じです。
商店街の衰退をどうやって止めるか、
高校生の卒着後に広島に残ってくれるか、
地方経済が儲かる仕組みになるか、
これを解決するヒントが行政と民間のギャップにあると考えています。
リノベーションとは
リノベーションとは、生活のスタイルのこと。
と、私は定義しています。
生活をどのようにしたいのか。
今の暮らしをどのように変えたいのか。
小さな子供と10年後どうなっていたいのか。
或いは、定年後どんな生活を描いているのか。
それぞれ、答えは違います。
今、こんな仕事をしているから
今だからできる暮らしはこんな暮らし方。
今は、ひとり一人が違った生活スタイルを選べる時代です。
稼げる仕組み
行政と民間のギャップを感じている。
一番は儲けるということ。
行政はお金を使うことを考えているが、そのお金から稼ごうとは考えていない。
行政も儲ける時代だと考える。
それが出来ないのなら、民間の力を借りることだと思う。
今のお金の流れは、助成金で誰かのビジネスを援助し、
援助したビジネスが成功することで、間接的に税金という形で戻ってくる。
これが理想の形だと思う。
しかし、実際は助成金が生かされて税金を払うまでのビジネスになることはほとんど無いのではないかと思う。
行政から民間へ助成金という形でお金が流れる仕組みを逆にすることではないかと思っている。
逆とは、民間が行政へお金を出して、行政の場所を借りてそこでビジネスをする。
ただそれだけのこと。
流れを変える
行政が儲けることを考えるといけないのか。
公共の施設は民間に運営を委託してケースが多い。
つまり、委託費用が行政から民間へ流れている。
その委託費という形では、いつまでたっても儲かる仕組みにはならない。
施設を賃料とって貸すから、誰か設けないですか。とするだけなのですがこの発想がないのが現実です。
今日の質問です
ひとつの町が会社だとします。
そして、あなたが町長つまり社長だったら
「図書館をどのように儲ける形に変えますか?」
既に、どこかの町での事例がありますが
あなたが考える図書館の価値はなんですか。
そこから、新しいビジネスが生まれませんか。
町にとって図書館は今は負債でしかありません。
これを資産に変えるあなたの考えはどんな考えですか。
私に是非この答えを教えて下さい。