気づきの伝道師 藤井一規です。
長い間、何年も何年も自分探しに時間を費やす人もいる。
うまくいくことも失敗することも、目一杯経験している人もいる。
一度しかない人生をより味わい、楽しむために、
人生を謳歌するためには何が大切だろうか?
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/11984/
この記事の目次
「人生への準備には、もううんざりした。今こそ、生きてみたいんだ」
by ウィリアム・サマセット・モーム(英の小説家、劇作家。「人間の絆」より)
私たちは、踏み出していくのをためらうことがある。
まだその時ではない。
まだ本当の自分を見つけていない。
まだ自分が何者か、わからない。
しかし、いつになったらわかるのだろうか?
<練習はない>
人生には練習の時間はない。
ためらうことがあったっていいけれど、
これは準備だって、言い聞かせたっていいけれど、
その時間もまた、人生の本番の時間の一部。
まだまだ、と言っている間に、
本番の時間は刻々と減ってしまっている。
ただ単にその場で一歩を踏み出さずに足踏みを続けているのであれば、
もったいないかもしれない。
<正解はわからない>
何が人生の正解なのか?
残念ながらその答えは、誰かが告げてくれるようなものではない。
分かれ道があるとすれば、
どれかの道を選ぶことになる。
同時に複数の道を進むという経験することはできない。
どっちが正解だったかは知りようがない。
おまけに、一方は成功し、一方が失敗となるのだとしても、
どちらが良かったのかをそれだけで判断することはできない。
人生はその瞬間で終わるわけではなく、
失敗をしたからこそ、次の機会を成功に導く学びが得られるかもしれない。
成功しちゃったから慢心して、将来の大事なところでも気が抜けてしまうかもしれない。
<ならばどうしたい?>
準備に時間をかけることも人生の本番。
どの選択が正解ということでもない。
ならば、逆に考えれば
何に時間をかけるかを決めるのも、
どの選択をするのも、正解になる。
準備すること、足踏みすることに時間をかけるのも正解。
しかし、それで本当にいいの?
選択に迷い続けるのも正解。
しかし、それで本当にいいの?
勇気を出して踏み出してみることも、選択肢のひとつ。
どんな選択をしたいのか、自分に問いかけてみたい。
一度しかない人生なのだから。