気づきの伝道師 藤井一規です。
困難に直面することはできれば避けたいことかもしれない。
しかし、困難こそチャンスだ。という考え方もあります。
今日は、困難に出会ったときどう捉えていくか、について考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12105/
この記事の目次
「困難の中に、機会がある」
by アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)
ピンチはチャンス。
困難の中に機会があると、アインシュタインは言う。
しばらく、この言葉について考えていきたい。
<順風満帆>
うまくいくときって、全てが自分のためにあるのではないか?
と思えるくらい、何もしなくても、手を抜いていても
うまくいってしまったりする。
順風満帆のままでいきたい!
と思うかもしれないが、あるとき風向きが急に変わったとき、
対応の仕方を学んでいなかったとしたら、
進みたい方に進むことができないどころか、
転覆してしまうかもしれない。
<困難はきっかけに>
何も特別なことをしなくてもうまくいくのなら、
誰がやってもできてしまうってこと。
あなたならではのモノがないままでは、誰かにすぐマネをされてしまったり。
資金力のある競争相手が出てきたら、対応することができなくなってしまったりする。
困難に出会い、何とか乗り越えてきたから、
すぐにはマネできないものにたどり着いたりできる。
なかなか乗り越えられない状況になったからこそ、
可能性をなんとか拡げようと新たな創意工夫をしようとする。
また、誰かから学んだり、ヒントを得ようとしたりして、
新しい可能性に気づいたりするかもしれない。
<機会>
困難は、達成感を得る機会になる。
何もしなくても達成する目標よりも、
あれこれ工夫して、努力して得た目標の方が達成感が得られる。
自分を成長させる機会になる。
これまでの自分を超える必要があるからだ。
また、思わぬ自分を発見する機会にもなる。
さらに、自分の中にはなかったものとの出会いの機会にもできる。
<捉え方を変えてみる>
だから、困難と聞くと、なんだか嫌なもの、という感じがするかもしれないが、
捉え方を変えてみれば、いままでとは違う何かに
チャレンジする機会をいただいたようなもの。
変化することへの抵抗も低くなっていて、
変える絶好のチャンスとなる。
困難の中に、困難の向こうに、どんな機会があるのだろう?
問いかけてみる価値はきっとある。