気づきの伝道師 藤井一規です。
どんなものにも変化は訪れます。
変化するのはあたりまえで、その変化にいかに対応していくかが問われています。
どのようにして変化に気づき、対応していけばよいのでしょうか?
今日は、変化に対応していくことについて考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12112/
この記事の目次
「変化とは人生の法則である。過去と現在しか見ない人は、確実に未来を見失う」
by ジョン・F・ケネディ(米第35代大統領)
変化はやってくる。だとしたら、どのように乗り越えていくのか。
しばらく、この言葉について考えていきたい。
<変化のタイプ>
変化にも種類がある。
ひとつは四季が巡るように、順次円を描くようにサイクリックに変わっていくものだ。
朝が来て、昼が来て、夜がくる。そしてまた朝が来るのも同様だ。
四季は、地球が太陽の周りを、傾きながら安定的に公転していることから、
一日の巡りは、地球が安定的に自転していることから起きている。
これらは、仕組みがわかることによって、予測ができるタイプの変化だ。
また、明確な仕組みではないが、巡りゆくものもある。
髪の長さや、ネクタイの幅といった流行も、円高、円安のようなものも、
行ったり来たりしている。
そして、突然思わぬ変化が起きることもある。
生き物も順次進化していったというよりも、
突然変異によって、急激に予測できなかった変化がおきてきた、
と考えられている。
<予測可能な変化>
サイクリックな変化は、過去や現在を見ていれば、
なんとなく次に起きることが予想できる。
仕組みを理解して入ればなおのことだ。
次第に変化していくので、それほど慌てることもない。
実感しやすい多くの変化は、このタイプなので、
安心してしまいやすい。
<予測できない変化>
しかし、緩やかに変化するとばかり思い込んで、慢心していると、
痛い目に遭うことがある。
突然の、思わぬ変化が起きることもまた、当たり前に起きるからだ。
こうした思わぬ変化は、過去と現在だけを見ていては、
気づくのが遅れてしまう。
早く気づいて、準備をしていれば対応できることも、
準備がないばかりに、目の前の問題の火を消すことにかかり切りになって、
次々やってくる変化に対応することができなくなってしまう。
<未来への想像力>
ビジネスなどで、時代の時流に乗った、
素晴らしい仕組みをつくることができたとしても、
時流は変化していく。
今は流れのなかの一時にすぎない。
今のままでいるためにも常に変化が必要なのだ。
その変化をキャッチしていくためには、
過去から学ぶことも要素になるし、
現状をよくみて、変化の兆しに気づくことも大切になるけれど、
それらに加えて、未来への想像力が求められてくる。
未来を想像して、準備をして、自ら変化し続けていく。
変化に対応するには、未来を見据えて変化し続ける必要がある。