気づきの伝道師 藤井一規です。
バスケットボール選手であれば、身長が高い方が有利です。
しかし、身体のサイズだけで全てが決まるとは限りません。
今日は身体のサイズを超えるもの、
心のサイズについて考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12264/
この記事の目次
「体のサイズは関係ない。ハートのサイズが大切なんだ」
by アレン・アイバーソン(プロバスケットボール選手)
身体のサイズより、心のサイズ。
はっとさせられる言葉。
しばらくこの言葉について考えていきたい。
<身体の違い>
幼稚園、保育園でお友達ができる年代
同級といえども、早生まれの子どもたちが身体が小さい傾向はある。
3歳とかで、4月生まれと、翌年の3月生まれ、
11か月もの差があれば、大きなハンデキャップを持つことになる。
もう少し成長しても、早い時期に成長期がくる子どもたちと、
遅い時期に成長期となる子どもたちとがいる。
私も、中学生のころは同学年生徒を身長順にならべたら、前から数人目。
剣道部でしたが、身体の大小の差はいかんともしがたかった。
運動能力を測るといっても、身体が大きい方が有利な測定方法が主流だ。
<プロの世界>
プロの世界でも、やはり身体の大きさがモノを言うことは多い。
バレーボールの世界大会を観ていても、
日本チームはやはり不利だと言わざるを得ない。
手をあげるだけでアタックをブロックできる人と、
頑張ってジャンプしなければならないのとでは、
どうしても差が生まれてくる。
また体重による差がモノを言うことがわかっているから、
多くのスポーツ種目が体重制限でクラス分けをしていたりする。
<ハートのサイズ>
しかし、身体のサイズによる有利不利はあるものの、
それだけでは決まらないのも事実だ。
真剣に取り組むこと、強いハートをもっていること
熱い思いを持ち続けること、あきらめないこと
仲間を大切にすること・・・
どんなハートをもっているかが、パフォーマンスを向上していく。
身体の大きな相手だからとひるまずに、
身体の差を上回る、大きなハートを持って飛び込んでいけば
身体の差は乗り越えていく可能性が生まれる。
<ハートを大きく>
勝負の世界なら、相手を前にひるんだとすれば
勝つことは難しくなってしまうだろう。
強い気持ちや、チャレンジの気持ちを持ち続けることができるかどうかは、
結果に大きな違いをもたらす。
ときには、壁にぶつかり、悔しい思いをすることもある。
それを乗り越えるハートの大きさを持ち続けていきたいもの。