気づきの伝道師 藤井一規です。
ほんの一言のおかげで、救われたって感じることがあります。
ハッと気づかされたりすることがあったりします。
今日は言葉のチカラについて考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12336/
この記事の目次
「言葉は薬にもなれば、凶器にもなる」
by 齋藤茂太(精神科医、作家)
あなたの記憶に残っている一言って、どんな言葉?
とってもうれしかった一言かもしれないし、
ひょっとしたら、とっても傷ついてしまった一言かも。
ときには一言が人生を変えてしまうこともある。
しばらくこの言葉について考えていく。
<最大の発明>
言葉は人間にとって最大の発明かもしれない。
人間が生きていくうえで、コミュニケーションは必須のものだ。
コミュニケーションを図るうえで、
短時間で、共通の認識を得ることができれば、
意思を通じやすくなる。
言葉は物についてだけでなく、体験や感情、概念をも表現し、
自分自身と、そして他の誰かと共有してくことができる。
<使い方ひとつで>
言葉は、単に表面的な意味のやり取りだけではなくて、
その後ろでは膨大な体験やイメージ、自己認識、信念価値観にも結び付いている。
だから、ちょっとした一言で、大きく傷ついたりもするし、
ものすごく励まされたり、自信を持てたり、安心感を得たりもする。
言葉の選択、そしてどんなふうに使うかは人生にも大きな影響があるのだ。
<自分を相手を知っていく>
自分がどんな言葉に反応するか、考えてみる。
言われたらうれしい言葉ってなんだろう?
すると、自分が意識していること、求めていることがわかったりする。
反対に、これは言われたくないって言葉は?
すると、避けたいと思っていること、守るべきだと思っていることがわかったりする。
自分に対して使いたい言葉、避けるべき言葉がわかってくる。
あなたの大切な人にとってはどうだろう?
知っていれば、どんな言葉をつかっていきたいかがわかってくる。
<意識してみよう>
あなたの大切な人が、どんな言葉に喜び、傷ついてしまったか、意識してみたい。
その人が普段使っている言葉の中にもヒントがある。
機会があれば、お互いに自分の喜びになる言葉、
傷ついてしまう言葉について伝えあってみるのもいい。
遣う言葉で、大きな違いが生まれてくるもの。
どんな言葉をつかっていきたいか、
もっと意識してもいいかもしれない。