気づきの伝道師 藤井一規です。
心を動かされた先生っていましたか?
全てではないかもしれませんが、あなたのことを気にかけて、観てくれた先生って、
いたかもしれません。
今日は、良いところを見つけること、伝えることについて考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/12359/
この記事の目次
「絵が上手いとか、駆けっこが速いとか、泳ぎが上手いとか、勉強が駄目でもいいところを見つけて褒めてくれたり、伸ばそうとして励ましてくれたり、思えば優れた教師たちがいました」
by 水木しげる(漫画家)
勉強第一になりがちな学校生活。
確かに勉強は大切なのだけれど、個人差はあるものだし、
学力で人の価値が定まるものではない。
この言葉についてもう少し考えていく。
<観てくれる人>
子どもの頃を振り返ってみると、
あなたのことをよく観て、励ましてくれた人って誰?
どんな風に声をかけてくれたでしょう?
もちろん、大人になってからもそういう人がいたかもしれない。
思い返してみると、そうした誰かからの言葉が、
今の自分を支えるチカラになっていたりすることに気がつく。
あの人の、この一言のおかげで、今があるかもしれないと。
<認められること>
勉強の成績が第一となりがちな学校生活。
もちろん勉強ができるに越したことはない。
しかし、人生において学校のテストで高得点とる才能が、
役に立つ割合はそれほど高くないかもしれない。
ひとそれぞれに向いていることや、優れている点は違っている。
誰かにその、向いていることや、優れているところを認めてもらったり、
褒めてもらったりすると、自分に自信が生まれてきたりする。
そんな機会を持てるようにしたいもの。
<あなたにもできること>
あなたは、周りの誰かに、ここがスゴイよね!
ってメッセージを伝えているでしょうか?
身近な人であればあるほど、認めたり、褒めたりすることって
少なくなってはいないだろうか?
あなたにとって、大切な人であればあるほど
自分に自信を持って生きていって欲しいはず。
もちろん、なんでも褒めさえすればいいというものではない。
してはいけないことをしているのに褒めていては、
社会に適応する能力が育たなくなってしまう。
客観的に捉えてみて、優れているところ、
今はできていないが頑張っているところがあって、
本人が価値に気づいていないようなときは特に、
積極的に認めるメッセージを伝えていきたい。