気づきの伝道師 藤井一規です。
終わりだと思っても、そこは終わりではなかったりします。
終わった状態は、次に何かを始められる状態だとも言えます。
今日は、円を描く世界について考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12381/
この記事の目次
「地球は丸い。終わりに見える場所は、また始まりに過ぎないかもしれない」
by アイビー・ベイカー・プリースト(米国の女性政治家、財務官)
一度きりでおしまいになることもある。
しかし、おしまいになった場所は、新たに何かを始める場所になる。
すぐに始めるか、時間をおいてかはともかく、新たな状態が始まる。。。
この言葉についてもう少し考えていく。
<地球の丸さを実感する>
地球は丸いって、実感することは少ないかもしれない。
飛行機で上空高いところを飛んでいると、遠くの地面がまるく見えたりする。
海辺から水平線が見える所なら、丸く見えることがわかります。
見えているところでおしまいになるというわけではなく、
見えないけれど、その先があるというメッセージとなる。
見えた一番遠いところまで行ってみると、おしまいになるかというと違う。
そこから見える景色の先の場所があって、先はやはり見えなくなっている。
<繰り返すのではなく、新たに始まる>
丸いものは、始まりの場所を決めたら、
ぐるっと回ってきて元の場所に戻る。
それでおしまい。と思う人もいるかもしれない。
なにかを始めて、ぐるっと回って、戻ってくる。
すると、自由になるかもしれない。
自由になった後、すぐには何もしないかもしれない。
しかし、何もしないままでは居られなくなっていく。
新たな何かが始まっていく。
<一日は繰り返すのか?>
一日が、朝に始まるとしたら、
昼になり、夜になる。そして、また新しい一日が始まる。
太陽が東から昇り、次第に南の方に行きながら高くなっていき、
つづいては、だんだんと低くなりながら、西の方に沈んでいく。
この動きは地球が丸く、また少し傾きながら自転しているところから来ている。
ただ繰り返しているように思うかもしれない。
しかし、私たちはどの瞬間をとっても同じ状態ではない。
常に変化をしながら、新たな体験をしている。
<朝は新たに始まる>
特に、夜寝ている間には、脳が新しくなろうとする。
不要な記憶は消し、自分にとって意味のあったものだけを残す、
という働きが起きている。
寝る前と寝た後の朝とでは、自分の中が大きく違っているのだ。
朝という漢字は、十日十月と書く。
十月十日と言えば、標準的といわれる妊娠期間だ。
朝は、生まれ変わった自分と出会う瞬間なのだ。
同じように巡っていることも、
決して繰り返しではなく、新たな始まりなのだ。
今日一日、新たに始めていきたい。