気づきの伝道師 藤井一規です。
しなくてはならないことがあれば、いつかしなくてはならない。
たくさんのすることのうち、どのように優先順位を決め、どのように進めていますか?
今日は仕事の取り組み方にづいて考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12466/
この記事の目次
「真先に片付けるべき仕事に思いきって着手する」
by 森信三(哲学者・教育者)
たくさんの取り組むことがあったとき、
どの順番で、どのように取り組んでいるだろうか?
そのやり方ひとつで、大きな無駄を生んだりしてしまうもの。
しばらく考えていく。
<自転車操業>
最も避けたい状況が、自転車操業と言われる状態だ。
次々に起きる事態に振り回されて、
起きた問題への処理に奔走するばかり。
準備があれば、考えなくても自動的に進んだはずのことが、
準備がないために、しなくても良かったはずの苦労が膨らんでいく。。。
予め誰かに頼んでおけば、やってもらえたはずのことも、
自分が抱えることになってしまったりする。
頼みごとだって、事前にされていれば引き受けやすい。
誰しも心構えや、準備があるほうがやりやすい。
あるとき突然、今すぐやってくれ!!と急かされるのは好ましいとは言えない。
それが面倒くさいことであれば、なおのことだ。
一旦、自転車操業状態にはまると、抜け出しにくくなってしまう。
忙しくなって、考える時間を奪われ、計画や準備がおろそかになり、
それがさらにしなくてはならないことを招いてしまう。。。
そんな悪循環になってしまいがち。
<準備に時間を>
自転車操業にはまるのは、仕掛かっていることを
緊急で重要度の高いものばかりにしてしまうことからくる。
そんなときでも、急がないが、重要なことに対して準備する時間を
確保することで、事態を変えていくことができる。
どれだけの時間を、事前の準備にかけられているかが
円滑に進めていくために重要なポイントになってくる。
<決めきっておく>
準備をしておくときに、気をつけておきたいことがある。
手をつけたら、ぼんやりしたままで終わるのではなく、一旦は決めきっておくことだ。
仮決めであっても決めた根拠を明確にして、決めきっておくことだ。
決めきらないで、考えを散らかしたまま放置しておいたり、
決めた根拠を明確にしておかないと、
後から考えなおすときに、再び一から考えなくてはならなくなったりする。
ひとつ途中で放置して別のことに取り組む。
それもまた途中で放置することになったりすれば、
あれもこれも散らかった状態になって、わけがわからなくなってしまったりするもの。
<順序を決めよう>
重要で緊急といわれると、そればっかりになりがちだけれど、
やらないもの、やらない部分を作ることも重要だ。
無理なときは、相手にも負担をお願いしたり、
待ってもらうことも考えたい。
そうして重要で準備の必要なものに時間をとるようにしていく。
準備を始めたことは、仮であろうと決めきっておきたい。
決めたことを共有しておけば、無駄を減らして進んでいくことができる。
きっと、改善への道が見えてくるはず。