気づきの伝道師 藤井一規です。
周りの人から好かれたい。
自分の価値を確認するためにも、だれかから好かれるということには意味があります。
今日は好かれるためにすべきことについて考えていきます。
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この記事の目次
「彼は人を好きになることが好きだった。だから、人々は彼のことを好きだった」
by マーク・トウェイン(米の作家、小説家)
好かれたいなら、自分から好きになる。
相手から「好き」を受け取りたいなら、自らが先に「好き」を与えておく。
どうしてそれが有効なのか、しばらく考えていく。
<返報性>
好かれたいなら、先に好きを発信しておく。
相手が、自分のことを好きでいてくれるってわかっていたら、
一緒にいて安心感がある。居心地よかったりする。
相手が、自分と会うとなんだか渋い顔になるとしたら、
近づくのも遠慮しておこうかな。。。なんて考えてしまうもの。
自分と会えば、うれしい顔を見せてくれるとわかっていたら、
近づいていく気持ちも湧いてくる。
自分が発信したものと、同じものが返ってくる確率はとても高い。
これを返報性があるといったりする。
<求める>
私たちは、誰かが自分に良くしてくれたら、
相手を好きになったり、大切にしたりするようになったりする。
先に望ましいものを受け取ったから、
相手直接だったり、別の誰かに、そこから得られたものを
伝えたり、おすそわけしたりするもの。
もし、何もしないで先に受けとろう、相手がしてくれることを求めようと
しているとしたら、ちょっと無理を要求しているかもしれない。
先に与えておくほうが、先に求めるよりも自分が得やすくなるのだ。
<疑心>
先に与えたって、本当に還って来るとは限らないじゃないか。
自分だけが損をしたり、油断していてひどい目に遭うのではないか?
そんな疑問や不安を持つ人もいるかもしれない。
たしかに、自分にそのまま還って来るとは限らない。
しかし、あなたを好きでいる相手とわかっていて、
たまたま、好ましくない結果になったりすることはあっても、
意図的に酷い目に合わせ続けようとするひとはいないだろう。
また、見返りを期待して何かをするって、おかしくないの?
そんな疑問を持つ人もいるかもしれない。
たしかに、見返りを期待しているって伝わっているとしたら、
返ってくるとは限らない。
純粋な「好き」を発信しつづけていきたい。
<好きになることを好きになる>
では、純粋な「好き」を発信しつづけていくには、どうしたらよいのだろう?
あなたが、相手のことを好きになることそのものを
好きになれたとしたら、純粋な「好き」を発信することができる。
それに、好きになることが好きなら、
好きになっている時間は、とてもうれしい時間になっていく。
その結果、相手からの「好き」も還ってきやすくなる。
好きになることを好きになれば、幸せを感じる時間も増やしていくことができる。