気づきの伝道師 藤井一規です。
練習は嘘をつかないと言われたります。
たしかに、した分の結果は表れてきます。
ただ、それが望んだ通りの結果かどうかとは別、だったりします。
今日は効果的な練習について考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12505/
この記事の目次
「練習は嘘つかないって言葉があるけど、考えてやらないと普通に嘘つくよ」
by ダルビッシュ有(米大リーグ野球選手)
どんなことに取り組むのにも、練習は大切なもの。
練習無くして、進歩はない。と言ってもいいかもしれない。
ただ、何も考えずにトレーニングすればよい、というものではないようだ。
今日はこの言葉をもとに考えていく。
<トレーニングは時代とともに>
トレーニングも時代と共に変化をしてきている。
もちろん、良いと思われるものが選択され、取り入れられているはずだけれども、
我慢や根性だけのためで、却って身体を傷めたりしていたものも多い。
時とともに、ますます科学的な根拠をもとに
より有効なトレーニングが開発されたりするようになってきた。
その種類が増えれば増えるほど、何を選択するのかが重要度を増してくる。
<流行に流される>
優秀な成績を出しているところのトレーニングを
学び、展開することは、効果を得やすいかもしれない。
しかし、よく考えないで真似だけすればよい、というものでもないようだ。
筋力をつければいいに違いない、と
いまや筋力トレーニングマシンは、ちょっとしたスポーツ学校なら
必ず用意されていたりするが、必ずしも望む結果にはならなかったりする。
ある種、流行のようなものもあって、
なんでも飛びつけばよいというものでもない。
<何ために?>
たとえば、誰もがムキムキの筋肉をつけさえすればよい、
というものではなかったりする。
身体の柔軟性やしなやかさがパフォーマンスに要求されるはずなのに、
ガチガチ、ムキムキの筋肉をつけてしまったら、却って逆効果。
育てたい能力に、そのトレーニングが向いているか?
よく考える必要がある。
<意識しておきたいこと>
また、身体の動きを意識することが大切だと言われます。
何も意識しないで、ただやるのと、
求める理想の動きになるように、身体の動きを意識してやるのとでは、
全く結果が違ってくる。
自分の身体を望ましく動かすことができるのと、
出来ないのとでは大きな差があるのは当たり前。
例えば、短距離走であれば、練習ではつま先から着地するように意識でき、
そのように身体をコントロールできるようになる必要がある。
繰り返しダッシュしていても、単にただやっていて、
かかと着地のままでは意味がない。
<考えるトレーニング>
ますますトレーニングに種類は増え、効果的な手法も増えてくるだろう。
身体の仕組みに沿ったもので、求められるパフォーマンスへの効果を
科学的な根拠を持って導入すること。
また、理想的な身体の動きを意識しながらトレーニングすること。
そう、効果的にトレーニングするには、
何を取り入れるか、どう実践するか、よく考える必要があるのだ。