気づきの伝道師 藤井一規です。
最近は、政治家のスキャンダルが次から次へ。
築き上げるのには、時間がかかるけれども、失うのはあっという間だ
ということを思い知らされます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/13301/
この記事の目次
「築城三年、落城一日」
by ことわざ
城を築くのには3年かかると言われるように、時間がかかる。
しかし、失うのには1日あれば十分。
数字の部分は、いくつかのバリエーションが使われることがあるようだ。
いずれにしても、長年かけて積み上げてきた信頼も、失うのはあっという間。
もう少し考えていく。
<保ち続けること>
2016年の1月1日に、安倍首相が使ったことで、
改めて意識されるようになったかもしれない。
最近は敵対政党の差し金だ、と言われたりもするが、
政治家の不倫や、不正が雑誌に載ったりして、
議員辞職や離党などといった話題が多くなった。
安倍首相自身も、それまで盤石の体制で、
改憲まで一気にやってしまおう!という勢いだったが、
加計学園、森友学園問題をきっかけに、揺らぎ始めた。
そして、今日衆議院の解散を宣言する予定だ。
詳細を明らかにしていくよりも、選挙という禊を盾にしよう
という意図がない、とは言えなくなっている。
<築城して終わりではない>
特に信頼に関しては、築くのには長い時間がかかってしまう。
何年もかけて積み上げていく必要があったりする。
しかし、政治家や芸能人で起きるスキャンダルの事例をみていても、
失うのはあっという間だ。
だから、作り上げておしまい。ということにはならないってことだ。
作り上げた後、いかに維持していくかが大切になっていく。
<ほころびを放置すれば>
壊れた部分があったとき、どのように対処していくか。
もしお城で、家で雨漏りがするのであれば、すぐに何とかしておく必要がある。
放置しておけば、そこから雨が入り、腐ったりして被害は進行してしまう。
白アリが巣食ったりすれば、気づかないうちに致命的なことになったりする。
また傷ついた部分があると、建物の強度や耐震性が一気に落ちてしまい、
修繕しておけば問題なかったのに、ちょっとした地震で
大被害に至ってしまうこともある。
<維持の大切さ>
せっかく築き上げたものも、維持することに心を砕いておかなければ、
失うのはあっという間だったりする。
どのようにして、ほころびを見つけ、手当を施していくか。
改めて考えてみてもいいかもしれない。