気づきの伝道師 藤井一規です。
どんな言葉をつかうかを意識していますか?
人は使う言葉によって大きな影響を受けていると言われます。
言葉遣い、言葉の選択について、しばらく考えていきたい。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13405/
この記事の目次
「よいことばはよい心を育てる。わるいことばはわるい心を育てる」
by 荒了寛(宗教家、画家)
自分が使っている言葉は、どのような影響を生み出しているだろう?
どのような言葉をつかっていくのが望ましいか、
しばらく考えていく。
<言葉のもつチカラ>
言葉には意味があります。ニュアンスも含まれています。
過去の体験を通して、感情と結びついていたりもします。
その言葉を聞いてみて、発してみて、
どんなイメージが、意味が、感覚が湧いてくるか試してみる。
心地よいものもあれば、そうでないものもある。
できれば心地よいものを選択していきたい。
また、同じ思いを伝えようとするときにも、
複数の言葉がつかえるようなときがある。
相手にとって受け取りやすい言葉をつかえずに、
知らず知らずのうちに、相手を責めてしまうような
言葉をつかってしまうことがあったりする。
<受け取りやすさ>
直してほしいところがあると伝えられたときに、
思わず反発したくなる言い方と、
ああ、直したほうが良いなと素直に思える言い方があったりする。
こうしなくちゃダメだ、という伝え方もあるが、
こうしたほうがより望ましいと思う。 という伝え方もある。
相手が自分の言いたいことを理解してくれなかったりすると、
なんとか伝えたいという思いのあまり、
相手を否定するような言葉をつかってしまいがち。
責める意味を持つ言葉で迫ってこられたら、
冷静に考えたら受け留めたほうが良いことであっても
思わず反発したくなったり、心の扉を閉じてしまいたくなったりするもの。
<言葉の選択>
このように、どんな言葉をつかうかで、相手には変化が起きる。
同時に、自分にも変化が起きている。
相手を責めるニュアンスの言葉をつかえば、
自分の心にも、相手を責める気持ちが生まれてくる。
自分が意図したとおりではない結果を生んでいるとしたら、
言葉の選択を変えていく方が望ましい。
乱暴な言葉をつかえば、自分の心にも乱暴な思いが育ってしまう。
考えた瞬間も、口に出したときも、その言葉を自分の耳で聞いたときも
その言葉の影響を受けてしまうもの。
育てていきたい心につながる言葉を使っていきたいものだ。