気づきの伝道師 藤井一規です。
世界を変えるのに、効果的な手法とは何だろうか?
急激な変化は、いろいろな軋轢を生んだりするものです。
着実に変化させていくためには、何が効果的でしょうか?
<ブログリンク>
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この記事の目次
「教育とは、世界を変えるために用いることができる、最も強力な武器である」
by ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国の政治家、弁護士、ノーベル平和賞)
教育は、世の中を変えていくのに確実な方法のひとつだ。
特に子どもに対しての教育は、
浸透させていくのに大きなチカラを持つ。
教育のチカラについて、しばらく考えていく。
<子どもたち>
教育のチカラはとても大きい。
教育という、形を取っていなくとも、
日々接している環境の影響を私たちは受けている。
特に、幼い子どもであれば、体験する日々は、
当たり前のものとして受け留めていくだろう。
平和な日々を経験しながら大人になっていった人と、
子どものころから戦争に加わっていた人とでは、
命に対する考え方が違ってくるという。
<偏った教育>
内戦やテロが絶えない地域での
少年兵士の映像が流れたりすることがある。
幼いころから銃を手にし、誰かを殺すことが
日常的になってしまっているとしたら、何と悲しいことか。。。
韓国での反日感情は、学校教育によって培われている部分が大きい。
教育によって子どもに刷り込まれた情報は、
親となって、次の世代にも受け継がれていくことになりやすい。
また独裁国家であれば、維持していくために、
独裁者をまつり上げる教育を徹底することは常套手段。
日本でも第二次世界大戦では、戦争反対とはいえない環境が作られていた。
偏った教育を施すことは、社会にとって罪悪といっていい。
<日本を誇りに思えるか>
18年前に海外で暮らすことになったとき、
自分が日本人として、誇りに思えることはなんだろう? と考えた。
現地の人たちと交わったときに、日本人として誇りを持っていたかった。
しかし、いくつかは思いついたものの、
胸を張って言えるか?というと自信を持っていられない自分に気がついた。
現在でも、自分の国を誇りに思うか?という調査をすると、
日本は最下位グループに属してしまうことが知られている。
そう、日本では、日本人であることに誇りを持てるような教育が欠けている。
誇りを持てるということは、自信を持つことにもつながっている。
もちろん虚勢を張ったり、うそで塗り固める必要はない。
しかし、調べて行くと、自分たちには世界に誇るべきものがいっぱいあることがわかる。
<望ましい教育を>
例えば、世界には親日国といわれる国がある。
台湾、モンゴル、パキスタン、トルコ、マケドニア、ポーランド、フィンランド、アルゼンチン、ブラジル・・・
私たちにはなじみの少ない国もあったりもするが、そこには、素晴らしい日本人が関わっている。
その人たちのことを知るだけでも、日本人であることがうれしくなってきたりする。
今日は、日本人であることに誇りを待てる教育に焦点を当てたけれど、
教育は、望ましい世界への推進力となっていく。
着実で、世代を超えやすいものになっていく。
どんな教育を受けるかで、世界を変える可能性を高めてくれるものなのだ。