気づきの伝道師 藤井一規です。
ひとそれぞれ、持って生まれたものは違います。
多くを持っている人もいれば、そうでない人もいるかもしれません。
しかし、少ないからといって嘆くよりも、
あるものをいかに生かすかのほうか大切。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13502/
この記事の目次
「重要なことは、人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである」
by アルフレッド・アドラー(オーストリアの精神科医、心理学者)
持って生まれたものがあるか、ないかを私たちは意識しやすいもの。
しかし、ないものを意識するよりも、あるものを意識した方が有意義。
もうすこし、考えていく。
<持って生まれたもの>
私たちは、生まれつき持っている才能を問題にしがち。
生まれた環境を意識しがち。
たくさんを持っている人もいれば、そうでない人もいる。
恵まれた環境に生まれ育った人もいるし、そうでない人もいる。
才能をたくさん持っていて、
生まれ育った環境が良いことが望ましいと思うかもしれない。
しかし、望ましい状態であるはずなのに
芽が出ないこともある。
才能には乏しく、環境も必ずしも良いとは言えなくとも
持てる才能を伸ばし、花開かせる人もいる。
<ないものを嘆き、あるものを軽んじる>
私たちは比較が得意だ。
ついつい身近な誰かと自分だったり、別の誰かとを比較したりする。
持っている能力についても比較しがちなもの。
あの人には才能があるとか、環境が良いとか悪いとかを比べて、
嘆いてみたり、うらやんだりしがち。
しかし、才能がたくさんあるがゆえに、焦点が絞れていなかったりするし、
深堀することができなかったりもする。
せっかくあるものを、大事に扱わず、
有効に活かせないままになってしまったりする。
また才能のあるを喜び、無しを悲しむだけでは
未来には役に立っていかない。
<まずは与えられたものを>
ない才能を嘆いていも仕方がない。
ない環境を羨ましがっているだけでは変わらない。
まずは、既にあるとわかっているものを活用していきたい。
どんどん使いこなして、役に立てていきたい。
同じものでも、何のために活かすのか?
をしっかり考え、活かしていくと、成果を作り出していける。
そう、与えらえたものを活かしていくことが最初の一歩。
どれだけ活かしていくことができるかが、問われている。
既にある、与えられた才能を活かしていけばいいのだ。