気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたの敵は、誰ですか?
そう聞かれたら、自分の苦手な人だったり、
嫌いな誰かを思い浮かべたかもしれません。
しかし、本当の敵は違うのかも。。。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
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この記事の目次
「人間にとって最大の敵は、自分の胸の中にいる」
by ルキウス・アンナエウス・セネカ(ローマ時代の政治家、哲学者、詩人)
日常の暮らしの中で、敵と意識するような人がいるかもしれない。
マイナスイメージの相手もいれば、切磋琢磨して高めあうような相手もいる。
しかし、最大の敵は、自分の中にいる。
もうすこし掘り下げていく。
<敵とは>
敵とは、なんだろう?
ほとんどの場合、自分にとって害をもたらす存在だったりする。
入学試験のように、限られた席を奪い合うような場合もある。
チャンピオンを目指すなら、自分以外は邪魔をする存在になっていく。
自分と同程度レベルだったり、自分よりも強い存在だったりする。
同程度なら争うことになり、
相手の方が強ければ害を及ぼしてくるような相手だ。
もし、あなたのほうがはるかにチカラをもっているのなら、
敵として捉える必要はない。
<本当の敵>
自分がもっと成長したり、能力を発揮できるようになれば、
今、敵だと思っている相手は、敵ではなくなるかもしれない。
そう、自分に力がないからこそ、
敵が生まれているのかもしれない。
だから、自分の成長や、能力の発揮を邪魔しているものがあるとすれば、
それこそが本当の敵なのではないだろうか?
怠け心、誘惑に負ける心、悲観的な考え方、あきらめ、
過去の失敗をくりかえすことへの恐れ
自分を否定してしまう傾向などなど・・・
こうしたものは、自分の中にある。
<自分を超えよう>
敵をやっつけるには、
敵と意識している誰かの邪魔をしようとするよりは、
自分自身を成長させていった方がよい。
目の前の敵を邪魔できても、他の敵がやってきたら、事態は変わらないからだ。
それよりは、自分自身の中の敵を超えて成長させていきたい。
自らを止めているもの、邪魔しているものと向き合い、
乗り越えていきたい。
私たちは、自分の外に敵を見出し、自分を変えることを
遅らせてしまおうとしがち。
それはまるで国内問題から目を逸らすために、
敵国を設定する政治のやり方と同じ。
本当の敵から目を逸らしていては、望む成長は得られない。
敵はまず自分の中にいると知っておきたい。