気づきの伝道師 藤井一規です。
快活な人でいられたら!
そう思ったことがあるかもしれません。
快活さを手にしたい人、快活さを持っていたのに失ってしまい、取り戻したい人は
どのようにしていけば良いのでしょう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13527/
この記事の目次
「快活さを失った場合、それを取り戻す最善の方法は、いかにも快活そうにふるまい、快活そうにしゃべることだ」
by ウィリアム・ジェームズ(米国の哲学者、心理学者)
活発で、会うと快い気持ちになる人っている。
そんな人になりたいと思ったり、持っていた快活さを取り戻したいと考えるなら、
いかにも快活そうに振る舞いなさいというこの言葉、
もうすこし掘り下げていきたい。
<楽しいから笑うのか、笑うから楽しいのか>
楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になるから楽しくなる。
という言葉がある。
確かに楽しいから笑顔になるということもあるが、
別段楽しいことが起こらなくても、笑顔でにっこりしてみると、
なんだか楽しい気持ちになってくる。
気持ちと、身体の振る舞いは、切り離せないもの。
気持ち -> それにあった身体の振る舞い
となると同時に、
身体の振る舞い -> それにあった気持ち
となっていくのだ。
<他の感情でも>
これは楽しい、うれしい気持ちに限られたことではない。
つらい状況になってしまったとき、どんな身体の様子をしているだろう?
その時のことを思い出してみる。
リアルに思いだせば出すほど、身体にも変化が現れる。
多くの人は、うつむきがちで、背中が丸まる傾向があり、胸は狭くなっていく。
視線は下の方を見ることになり、呼吸も浅くなる。。。
声はどんなふうになるだろう?
速度や、声の高さ、大きさやトーンは?
とくにそんな体験がなくても、同じ身体の様子、身体の動作にしていくと、
なんだか嫌な感覚、あの辛い感覚が生まれてきたりする。
悲しいとき、思わず怒ってしまったとき、
やさしい気持ちになったとき、さまざまな感情でも同様なことが起きていく。
<快活さを手に入れる>
となれば、快活さが欲しいなら、
自分が、快活な人ってこんな様子っていう状態になってみる。
きっと、こんなふるまいをするだろうなって、想像できることを実際にやってみる。
姿勢は? 顔や視線の向きは?
歩き方や、話し方は?
いかにも快活な人だったらしそうなことを、
どんどんやってみる。
すると、知らず知らずのうちに、快活さが身体の中から生まれてくる。
エネルギーが湧き上がってくる。
手に入れたい状態なら、試してみる価値がある。