気づきの伝道師 藤井一規です。
畑や庭の手入れをしていれば、雑草で悩まされたりします。
育てたい野菜などがあるとき、
どこからともなく現れる雑草は邪魔だと思ったりします。
雑草とはどういうものなのでしょう?
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13716/
この記事の目次
「雑草とは何か?それはその美点がまだ発見されていない植物である」
by ラルフ・ワルド・エマーソン(米の思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト)
雑草と呼ぶとき、その植物は役に立たない、取るに足らないものという意識がある。
しかし、実際には雑草という名前の草はない。
雑草とはどんなものか、掘り下げていく。
<雑草とは>
どの植物にも固有の種類の名前がついている。
そして、名のないものが見つかれば、新種発見!
さっそく名前を付けようとする。
取るに足らない植物だと思っていても、
あるとき、ガンに効く成分が見つかったりすれば、一躍有名になっていく。
名前を持ち、生命力に溢れているのだが、
認識されていないだけ、
素晴らしさを持っていても、認められていないだけだったりする。
<役に立たないと思っても>
雑草だってすごい能力を秘めていたりするかもしれない。
人間の体でも、脂肪といえば、何もしていないと思われたり、
どちらかといえば邪魔者あつかいされているかもしれない。
しかし、実際には脳に指令を出す機能を持ったすごい細胞たちだったりする。
食事をしたら、栄養足りているよというメッセージを脂肪細胞は発信し、
脳の食欲中枢に働きかけるのだという。
だから、脂肪のない人は、際限のない食欲に襲われ、
結果、血糖値が高くなり、糖尿病になっていってしまうという。
邪魔だと思われるようなものも、
素晴らしい力を発揮していたりする。
<誰にも輝くところがある>
どんな人にも、優れているところがある。
雑草扱いしている草にも、優れたところがある。
単に、今のどころそれが見出されていないだけだ。
という考え方は、人との付き合いの中でも活かしていくことができる。
良さや、優れているところを見つけようとしてみると、
意外なところに気づいたりする。
もちろん雑草と呼ばれるくらいなら、
生命力に溢れているのは間違いない。
何かあると思ってよく観てみると、
きっと何か見つかるもの。
見つかれば扱いもきっと変わっていく。