気づきの伝道師 藤井一規です。
行ったことのない場所に行くと、新しい発見があります。
これまでとは違った、何かとの出会いは
きっと新しいものを生み出してくれる。
今日は未知の世界との出会いについて、しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13753/
この記事の目次
「1年に1度は、これまであなたが行ったことのない場所に、行くようにしなさい」
by ダライ・ラマ14世 (僧侶、政治家)
人の幸福を考えるとき、未知の世界との遭遇は
新たな世界、新たな可能性に気づく機会。
しばらく掘り下げていく。
<未知の場所>
未知の土地に行けば、その土地の名所を訪れるのは定番。
珍しい場所、特徴のある場所に行っておきたくなる。
また、その土地ならではのものを食しておきたい。
それはきっと新しい出会いになる。
いまやインターネットで知識として知っていたとしても、
実際に訪れて経験してみるのは、まったく違った体験になる。
そこにいる人たちは、
言葉も違うかもしれない。
同じ言葉であっても方言があったりする。
土地の風土が違えば、そこに合った習慣があったり、
その土地ならではのものがあったりする。
いつもとは違う何かが存在している。
<新たな発見>
未知の場所に住む人たちにとっての当たり前は、
あなたの当たり前と違っているかもしれない。
例えば、時間の感覚は国によって全く違ってくる。
約束した時間通りに訪問したら、歓迎されるより、
びっくりされる国も多い。
食事についても、お客が残さずに食べたら、
出す量が少なかった。と、とらえる国もある。
普段私たちがしている行動のなかに、避けるべき行為があったりする。
自分の慣れ親しんだ考え方をしていたら、とても対応できないことがあるのだ。
<常識の見直し>
いかに常識というものが、
これまでのとぼしい自分の経験に基づいて作られていて、
より広い地平があることを気づかされる。
未知の場所を訪れ、新しい人々に触れていくと、
別の考え方があり、その考え方の優れているところに気づいたりする。
今までとは違った視点で、考え直す良い機会になる。
自分にとってすべてと思っていた常識が、
新しい世界では通用しないことがあると知ることも重要だ。
<オートマティックからの脱却>
繰り返すばかりの日々を送っていると、
慣れることによって、オートマティックに
対応できるようになったりする。
そして今の当たり前に慣れ、考えることを放棄してしまいがち。
初めての場所を訪れることは、
オートマティックな状態だけではいられない。
新しい事態に対応し、今までの常識を見直し、
新しい考え方にチャレンジできる機会。
普段の鎧を脱ぐことも可能だったりする。
未知との遭遇は、さらなる可能性に触れるチャンス。
だから、ときには未知の場所に行き、新たな体験をしていきたいもの。