気づきの伝道師 藤井一規です。
熱中できる人は幸せを感じやすいといいます。
それはどうしてなのでしょう?
また熱中できる趣味を持つと、ストレスから逃れやすくなります。
もう少し、掘り下げていきましょう。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13777/
この記事の目次
「我を忘れて熱中できる趣味は、あらゆる『イヤだ』を忘れさせてくれる」
by アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)
幸福感と熱中とには関係がある。
熱中することをもっていれば、嫌なことからの囚われから逃れたり、
熱中の中から幸福の源を見出すことができる。
もう少し考えていく。
<熱中と幸福>
熱中することによって、得られるものがある。
自分の能力や、技術的な成長が得られると、幸福感が得られる。
また困難だけれど、実現可能な目標に向かって進んでいるとき、
頑張っている自分に価値を見出し、幸福感を得ることができる。
人は、そこにあるものに興味を持ち、友好的に働きかけ、
望ましい結果に結び付けていくことができるとき、
自ら積極的に幸福感を得ていくことができる。
<趣味を持つ効果>
熱中の先は、仕事であってもいいが、
それ以外に、趣味に向けることも効果的。
ただ、仕事であれば、順調にいくばかりではない。
ときには行き詰ったり、困難な状況に陥ることだってある。
そんなとき、自由に熱意を向けられる趣味を別にもっていれば、
仕事のストレスを忘れさせてくれる。
一つの世界だけしかもっていないと、
行き詰ったら、そこから抜け出しにくくなってしまうが、
別の世界との関りがあれば、そこでリフレッシュしたり、
意識を変えることができる。
<大きな悲しみも>
大きな悲しみに囚われたときも、
熱中できることがあれば、その時間、意識を変えることができる。
すぐに悲しみから離れられなくとも、
いずれは次の段階に進んでいく必要がある。
そのためには、意識を変えることができる、
熱中することのできる何かを、複数持っておくことは望ましい。
だから、自分の意識を外に向けていくことができる
熱中できる趣味をもつのは人生において効果的。
<熱中にもバランスを>
もちろん、熱中すれば幸福が感じられるからといって、
趣味にだけ意識を向けてしまうのは考えもの。
やはり、すべきことにバランスよく意識を向けていく必要がある。
みたくないからといって、逃げ回ればよいというものではない。
向き合うべきことには向き合っていく。
そのためのエネルギーを得るために、
熱中できる趣味をもっていきたい。