気づきの伝道師 藤井一規です。
だれもが、望ましい人生を送りたいと思うものです。
では、何をもっていい人生と言えるのでしょう?
しばらく考えていきたい。
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この記事の目次
「『できること』が増えるより、『楽しめること』が増えるのがいい人生」
by 斎藤茂太(精神科医、随筆家)
できることが増えるより、楽しめることが増える。。。
たしかに、できるようになることはうれしいことだけれど、
できなくても楽しめるというのはあるかもしれない。
もう少し考えていく。
<できることは幸せか>
自分にとって難しいことを軽々とこなしている人を見れば、
うらやましく思ったりする。
自分もできるようになりたいという思いを抱き、
成長をしていくこともできる。
自分の成長を実感できることは、うれしいもの。
「できる」ようになりたい、と思うことは素敵なこと。
しかし、「できる」ことが幸せか?というと、
必ずしもそうではない。
「できる」ことが幸せと思えば幸せだし、
「できる」ことが当たり前になっていれば、
それだけでは幸せを感じられなくなってしまう。
そう、同じ「できる」状態でも、
どう感じるかは別のことなのだ。
<楽しめることって>
「できる」ようになるためには、たくさんの努力が必要かもしれない。
できるようになれた時の喜びのために、大変な時間を過ごすこともある。
こうした時間を「大変だ」「つらい」と感じることもできる。
しかし、そうした時間を「楽しむ」こともできる。
たとえば、こうした時間を共にした仲間やライバルがいたとしたら、
いつまでも良き思い出となったりする。
また、逆に、自分ではうまくできなくても、
できないことを楽しむこともできたりするし、
できないなりに楽しむこともできる。
そう、できる、できないに関わらず、
それをどうとらえるかの違いがあるだけだ、
ということに気づいておいたほうがいい。
<人生を楽しむチカラ>
そう、何に幸せを見つけるかは、ひとそれぞれ。
同じ状態であっても、たくさんの幸せを感じる人もいれば
そうでない人もいるということ。
では、どうやったら、幸せをたくさん感じるチカラを身に着けることができるだろう?
たとえば、なんていうことのない、当たり前の状況をどれだけ楽しむことができるか、
試してみるというのもいいかもしれない。
考えてみれば、子供のころは、興味をひくものがいっぱいあったはず。
電車に見るだけで、わくわくしたり、
アリさんを見つけて目を輝かせたり、
いないいないばあっ!ってされれば大喜びしたり。
そのチカラは、忘れているだけで、きっと持っているはず。
大人ならではの楽しめることも、きっとあるはず。
慣れてきたら、大変な状況、辛いときにだって、
どれだけ幸せがあるかを見つけて楽しんでみてもいい。
幸せな人生のために、楽しめることを見つけ、
楽しみを感じるチカラを身に着けていきたい。