気づきの伝道師 藤井一規です。
ダイヤモンドは、炭素でできている。
炭も炭素がほとんど。
同じものからできていても、
光り輝く宝石になるものがあれば、
炭のままのものもある。
どんな違いがあるのか、
しばらく考えていく。
<ブログリンク>
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この記事の目次
「圧力がなければ、ダイヤモンドは生まれない」
by トーマス・カーライル(英の思想家、歴史家 )
誰しも手に入れたいダイヤモンド。
その素となる炭素は、地球上にはたくさん存在する。
しかし、ダイヤモンドとなるものは、ほんの少量だけ。
それはなぜか?
<ダイヤが生まれる>
炭の構造は、隙間の多い構造。
ダイヤモンドになるには炭素原子を、ギュギュギュッと詰め込んで、
隙間をなくしていく必要がある。
そのためには高温と、とても大きな高圧とをかける必要がある。
熱と圧力で人工ダイヤモンドをつくるには、
1500℃、10万気圧という条件になったりする。
高温と、圧力でこれまでの構成から離れて、
原子が詰まった状態に移行していく。
同じように周りからのプレッシャー、圧力が
行動を変えていくことにつながったりする。
<効果>
目標を達成するためには、そちらに進ませようとする
プレッシャーが役に立つ。
圧力がないと、目標から離れていってしまいやすくなる。
達成の時期も遅れがちになったりする。
いつまでに。という制限があることによって
そこまでに間に合わせるために、と考えやすくなる。
冬休みの宿題も、提出期限があるから間に合わせようとする意識が生まれやすくなる。
期限がないままになっていると、着々とやっていくのは難しくなる。
適度なプレッシャーは効果をあげることができると考えられる。
<活かす>
もちろん、かけさえすればよいというものではなく
かかりすぎは考えもの。
しかし、うまく利用すれば
自分を前進させる力として活かすことができる。
時には今までの自分と決別しなければ、
乗り越えることができなかったりする。
思い切って取り組むきっかけになったりする。
<ダイヤモンドに変えるチャンス>
そう、プレッシャーは
自分の中にあるくすぶっている炭を
ダイヤモンドに変えるきっかけになったりする。
嫌なもの、大変なものとばかりに考えずに、
適度にかけながら、うまく活かすことを考えてみてもいい。
どんなチャンスになる可能性があるだろう?
どう活かせるだろう?