気づきの伝道師 藤井一規です。
海よりも空は広い。そして、空よりも広いものを
私たちは持っています。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14054/
この記事の目次
「海よりも広いものがある。それは空だ。空よりも広いものがある。それは人の心だ」
by ヴィクトール=マリー・ユゴー(仏の作家、詩人、政治家、「レ・ミゼラブル」より)
人は無限の世界を想像することができる。
それは、目の前にあるどんなものをも含みうる。
もう少し掘り下げていきたい。
<心の広さ>
心の広さ、というと、
寛大かどうかといった捉えかたもある。
そうなると、途端に自分の心の狭さに意識が向かったりするけれど、
ここでは、想像できる世界の広さのことについて考えていく。
「海」を考えることができるということは、
海というモノ全体を扱うことができるということになる。
「空」も同じように、私たちは「空」を考えることができる。
そして、さらに空以上のものを考えることができる。
好奇心を持ち、実際に行ったことがない宇宙についても、
想像を巡らし、観測し、その知見を高め続けている。
どのようにして宇宙が生まれ、そしてどうなっていくのかまで。。。
宇宙が人間を生みだしたと言えるけれど、
人間を生み出した宇宙を何が生み出したかに迫っている。
<想像力のチカラ>
想像力は、時間と距離、そして事実を超えていくことができる。
例えば、すでにこの世に存在しなくなった人のことを
リアルに想い出すことができる。
宇宙の遥か遠くに存在するもののことだって想像できる。
これから、未来に起きることを想像したり、想定することができる。
まるで、今現実に起きているように感じることだってできる。
過去にどんなことがあったのか、
ありとあらゆる可能性を追求して、想像することができる。
<心のチカラを活かす>
この心のチカラは、ぜひうまく活用していきたい。
この無限の想像力は、プラス方向にも働くが、
マイナス方向にも働きうるということには
気を付けなくてはならない。
起きるはずのないことに恐れをなしてしまう可能性がある。
また、事実を無視したまま、夢だけを見ていても
うまくはいかないもの。
はじめから可能性に制限を付ける必要はないが、
無謀な計画でもいい、というわけにはいかない。
想像力は取り組むためのエネルギーを引き出すために、
活用していきたい。