気づきの伝道師 藤井一規です。
誰しも状態の良いときと、そうでないときとがあるもの。
状態が良くないときについて、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14074/
この記事の目次
「人間っていうのは、いい時にはみんないい人なんだよ。最悪の状態の時にその人の本質が問われるんだ」
by 前原滋子 (漫画家)
自分の状態に伴って、意識の向かう方向が
限定されてしまいがち。
どのようにふるまっていけばよいか、
もう少し掘り下げていく。
<状態の良いとき>
誰しも状態の良いときがある。
良いことがあって、機嫌が良かったり、体調が良かったりすれば、
多少のことは寛容に受け留めたりすることができる。
普段どんなに嫌な人だなあと思っているひとでも、
その人の大切にしている誰か、
愛している誰かと一緒に楽しく過ごしていたら、
あ、こんな面があったのかと、
驚いたりするもの。
誰しも、良い人でいる時間はあるものなのだ。
<状態の悪いとき>
しかし、体調がすぐれないとき、
不安や、心配に心が奪われてしまっているとき、
良い人でいることは難しい。
良い人でいられるのは、心と身体に余裕があるときなのだ。
余裕がないときに、無理して良い人でいようとすると、
自分を傷めすぎてしまう可能性もある。
ただ、どのように対応するかは、
大きな違いを生み出すもの。
良い人でいるなんて無理!と、
相手を冷たくあしらってしまうこともできるが、
良い人でいるのは無理なのは同じでも、
できる範囲で応えることはできる。
最悪、事情を伝えることができる。
例えば、今日は体調が悪くて。。。後日でもよいですか?と、
伝えることもできる。
<事態が悪いときにこそ>
順調な時は、特に考えを巡らせなくても、
うまく回っていくもの。
安心安全の場であればうまくいくことも、
世間の荒波の中ではうまくいかなかったりもする。
問題は、事態が悪くなっている時に
どのようにふるまうかが問われるのだ。
聖人君子じゃあるまいし、どんなときにでも
理想的にふるまえるというわけではないけれど、
どのようにしたらよいかを考えるヒントはある。
例えば、自分が何かを頼みに行ったとき、
相手の状況が悪いときに、どんな風にふるまってもらったら、
納得いくかを考えてみたい。
きっと、何かが得られるはず。