気づきの伝道師 藤井一規です。
誰かの愚痴を聞いたりすること、あなたが誰かの愚痴を言う、
そんなこともあることでしょう。
しかし、そればかりを繰り返していては次には進んでいきません。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14207/
この記事の目次
「グチは一度目は聞いてあげよう。二度目は話題を変えてあげよう」
by 齋藤茂太(精神科医、作家)
愚痴を言いたい、聞いてもらいたい。
そんなときがあるかも。
しかし、たびたびだとしたら、どうだろう?
もう少し掘り下げていく。
<愚痴>
最近誰の愚痴を聞きましたか?
友達や家族、大切な誰かの愚痴、しっかり聞くことも重要。
愚痴を聞くことになったとき、
あなたはどんな対応をしているだろうか?
愚痴を言いたいほうは、言うことで嫌なものを吐き出して
スッキリするのかもしれないが、
付き合わされるほうは、嫌なものを受け取ることになったりする。
愚痴が言える関係は、比較的親しいと言える。
親しいだけに、ついつい嫌な時間に付き合い続ける人もいるかもしれない。
だから、どんな対応をするか、
対応方法を考えておいたほうが良かったりする。
<どう聞いてほしい?>
あなたが愚痴を言いたくなった時、
相手から、どんな反応を期待しているだろうか?
こうしたらいいんじゃない? って対策を言ってみたり、
へーそう。 って冷静に受け止めてみたり、
そうかあ、そりゃ嫌だったね。 って共感したり。
場合によって違うのかもしれないけれども、
愚痴を言うことで、溜まった気持ちを楽にしたい。
スッキリしたいという思いがある。
だから、解決に走るのは避けたほうが良いかもしれない。
聞いてもらえているといい手が感じることが大切なので、
冷めたい感じよりも、共感してもらえているほうがうれしいのではないだろうか?
<愚痴の癖>
しかし、ここぞと聞いていくことも大切なのだけれど、
顔を合わせるたびに愚痴をいうような人だったら、
いい加減にしてくれ、と言いたくなることもあるだろう。
聞き手のあなたも盛り上がれるようならまだいいが、
聞いていてうんざりするようになってしまうのは考えもの。
愚痴は癖のようになってしまうことがある。
<切り替える>
嫌な気持ちを吐き出す、というのも気分転換になるかもしれないが、
楽しいことをしたり、楽しいことを話したりしてもいい。
どうせ時間を使うなら、
一緒にいて楽しくなるような、うれしくなるような時間にしたい。
もちろん、ここぞというときは愚痴もいい。
しかし、明るい話題に切り替えるという選択肢を
有効に使っていきたいものだ。