気づきの伝道師 藤井一規です。
ストレスを溜めやすい人と、そうでない人がいる。
どのようにしたら、ストレスから解放されやすくなるのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14261/
この記事の目次
「ここにストレスに対処するための二段階の処方がある。第一ステップ、小さなことにくよくよするな。第二ステップ、すべては小さなことであるのを忘れるな」
by アンソニー・ロビンズ(米国の自己啓発作家、コーチ、講演家)
ストレスに対処するチカラは、
現代に生きる私たちにとって、必須の能力といえるかもしれない。
もう少し掘り下げていく。
<ストレスを溜めやすい人>
どんなひとがストレスを溜めやすいのだろう?
同じ体験をしても、どう受け止めるかは人によって異なるもの。
何かを体験して、ああすればよかった、こうしておけばよかった。
過ぎ去ったことをいつまでも悔やむこともできる。
まだ結果が出ていないうちから、悪い結果を想像し、
ああすればよかったかもしれない。
こっちのほうが良かったかもしれないと、
あれこれ考えることもできる。
そう、私たちは、いくらでも心配の種をまき、
芽を出させ、大きく育てることができてしまう。
反対に、これでよかったんだ。とか、次はこうしよう!
と、早く完了させられる人は、ストレスを溜めにくくなる。
<小さなことにくよくよするな>
それがどんな小さなことであっても、
後悔することは、ストレスを育てることにつながっていく。
大きなことで後悔するのと、
小さなことで後悔するのとを比べると、
そのサイズに比例するってわけではなかったりする。
もちろん、大きなことで後悔するほうが、
インパクトは大きいけれど、
事柄の大きさに単純比例はしない。
小さなことであっても、くよくよすることは
大きなストレスを連れてきてしまう。
<すべては小さなこと>
人生を世界一の長寿だとして、120年だとしても、宇宙には46億年の歴史がある。
どれほどあなたにとって重大なことであっても、
宇宙のカレンダーからしたら、120年はあるかどうかわからないほど。
場所的にも片隅の片隅で、あったかどうかもわからないほど。
自分にとってはものすごい大問題であっても、
宇宙からしたら、取るに足らないことだったりする。
<ストレスから自由になる>
過去のことを振り返って、次回の役に立てる
ってことは意味があるけれども、
あまりに後悔・反省タイムが長かったり、
たびたび後悔・反省していると、
そのことに慣れていってしまったりする。
落ち込むのも癖になる。後悔・反省癖はほどほどにしておきたい。
なんと小さな可愛い出来事だって捉えてみたい。
目の前においてみていると、ものすごく大きく見えても、
高いところから俯瞰してみたら、小さなことかもしれない。
小さなことの後悔から自由になること、
そして、すべてのことは実は小さなことだと、
捉えなおしてみたい。