気づきの伝道師 藤井一規です。
前進をしていきたいけれども、
なかなか思うようには進めないときがあったりします。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「人は常に前へだけは進めない。引き潮あり、差し潮がある」
by フリードリヒ・ニーチェ(独の哲学者、古典文献学者)
成長するときはグンと伸びるが、
停滞する時期もあったりする。
しばらく考えていく。
<前進>
成長するには、前進することがすべてだ。
と考える人もいるかもしれない。
たしかに、前進していくことには意味がある。
しかし、前進だけをし続けることは、難しかったりする。
波が押し寄せてくる海岸を思い描いてみる。
一つの波が、永遠に陸に向かって押し寄せているわけではない。
波を陸に引き延ばしていけば、どこかで途切れてしまう。
一旦押し寄せた波も、一度は退いて、
次のタイミングを見計らっていきたい。
<成長のタイミング>
いろいろな経験をしてくると、
成長が著しい時期と、そうでない時期があるようだ。
グンと伸びる時期もあれば、いくら努力しても
なかなか伸びていかない時期があったりする。
さらに伸びていくのには、一旦ベースとなるところにエネルギーが溜まり、
準備ができたところで、次のタイミングが現れたりする。
火山も、爆発のエネルギーが十分溜まっていない状態で
伸びよう伸びようとしても、うまくはいかなかったりする。
充分なエネルギーが溜まるまで、
時間がかかることがあるのだ。
<成長の時>
成長していく道のりが、一本道をまっすぐ前に進むだけ
になることはめったにない。
一旦進めば、そこまでいくのは簡単かもしれないが、
その先に壁があれば、乗り越えるための足場を固める必要があったりする。
足場が固まる前に進もうとしても、うまくはいかない。
学んだこと、身につけたことが自分のモノになって、
その先を自分の思うようにできる自信がついたとき、
次のステップを踏み出すことができる。
そう、成長のタイミングは、一定にあるのではなく、
ある瞬間に成長した後は、しばらく充電が必要なことが多い。
<精進の時>
だから、なかなか伸びないから、成長しないからといって、
やめてしまうのは、非常にもったいない。
ジャンプするにはしゃがまなくてはならないように、
次の成長のために、エネルギーを溜めておくことが必要。
伸びてこない時期は、準備のために必要な時間なのかもしれない
ということを認識していきたい。