気づきの伝道師 藤井一規です。
社会生活を送る私たちは、
他人からどう思われるかを気にしてしまいがち。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「陰口を言われても嫌われても、あなたが気にすることはない。相手があなたをどう感じるかは相手の課題なのだから」
by アルフレッド・アドラー(オーストリアの精神科医、心理学者)
嫌われたくない。
そういう思いを多くの人が抱えていたりする。
しかし、そこに囚われるなとアドラーは言う。
もう少し掘り下げていく。
<嫌われたくない>
人から嫌われたくない。と思うことは悪いことではない。
社会生活を送る以上、周りの人々と円滑に過ごしていきたい、
できれば好かれたい、と思うのは当然のことといえる。
しかし、嫌われたくないばかりに、
自分を偽ってしまったり、
無理を重ねているとしたらどうだろう?
自分を見失ってしまうかもしれない。
また、イソップ寓話にでてくるコウモリのように、
あるときは鳥にすり寄り、あるときは獣に
すり寄ったりしていればどうだろう?
信頼を得られなくなってしまうかもしれない。
<自分と他人を分ける>
人は他者との関係で存在しているけれども、
意識としては、自分は自分、他人は他人というように
切り分けて考えてみる必要がある。
あなたのことを他人がどう考えるかは、
あなたの問題ではなく、考えている人の問題なのだ。
他人があなたをどう思うかを、
あなたがコントロールしようとすることは
無理だといっていい。
無理をして相手に思わせようとすればするほど、
苦労多くして、得るものがなかったりする。
<ブレない軸を持つ>
それよりは、自分は自分と、自分の確固としたブレない軸を持つようにしてみる。
そうすれば、なんとかして思わせようとしなくても、
相手にもわかりやすくなっていく。
苦労しなくても、自然にあなたの思いが伝わっていったりする。
そう、他人の目を、他人がどう思うかを意識しないほうが、
却ってあなたという人を表現し、伝えることができたりするのだ。
<自分らしく生きる>
もちろん、誤解されたり、勘違いされることはあるだろう。
しかし、あなたが一貫していれば、
いずれはちゃんと伝わっていく。
あなたが信頼できると思われれば、
味方も現れてくる。助けてくれる人も現れてくる。
自分らしく生きていったほうが、
自分も楽だし、認められていくものなのだ。