気づきの伝道師 藤井一規です。
どんな人にも、乗り越えるべき壁があります。
その最大なものは、自分自身だったりします。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である」
by プラトン (古代ギリシアの哲学者)
自分に打ち克つ。
一流といわれる人たち、オリンピックで金メダルを取るような人たちは、
自分に打ち克って、自らの能力をあげている。
もう少し掘り下げていく。
<最大の敵>
最大のライバルは、誰だろう?
競い合っているとしたら、その競争相手かもしれない。
ライバルがいることで、相手より上回ろうと努力する気持ちを
奮い立たせることができたりする。
それは、努力には苦しみも伴うことが多いからだ。
自分をいじめぬいて、鍛えなくてはならないとしたら、
自分に勝つことが求められている。
そう、実はライバルは、自分に勝つために活用されたりする。
最大の敵は、自分の中にいるのだ。
<一番になろうとすれば>
簡単に取り組めるレベルだとしたら、
誰にでもできてしまう。
誰にでもできるレベルでは
世界一を獲ることはむずかしいだろう。
他の人ができない領域に取り組み、
達成できるから、一番になることができる。
もちろん、人によって違いがあり、
一番頑張ったからといって、一番にはなれないかもしれない。
<満足のありか>
確かに、いくら頑張っても一番になれないことがある。
しかし、全力を尽くした、やれることはやり尽くした。
そう思えるのだとしたら、満足がそこにはある。
オリンピックの選手のインタビューを聞いていても、
納得できるパフォーマンスができたかどうかが、
重要なポイントを占めている。
もちろん、思うようなパフォーマンスができないような
事態になることもあるけれど、
そんな中でも、やり尽くした!といえるかどうかが大切。
<それぞれのレベルで>
だから、ひとりひとりそれぞれ、
自分に勝つことができるかどうか。
レベルはその人、その人で違ってもいい。
今までの自分だったら、あきらめてしまったところ、
怠けてしまったようなところが、
一つでもできたとしたら、
それはそれで大きな前進。
自分に勝つことこそがもっとも偉大な勝利。
勝つ数を増やしていければ、さらにその先に進んでいけるのだから。