気づきの伝道師 藤井一規です。
自分にもっと才能があれば!
そんなことを思ったことはないでしょうか?
しかし、才能があればよいというものではなく、
才能がないから却って良かったりするかもしれません。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14674/
この記事の目次
「生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。
しかし、生まれつきの才能がない者は、何とか技術を身につけようと日々努力する。
心構えがまるで違う。これが大事だ」
by 織田信長(戦国時代の武将)
才能は、あるに越したことがない。
そう思うかもしれない。
しかし、才能があると、つい鍛錬を怠ってしまう傾向にある。
もう少し掘り下げていく。
<才能と努力>
この言葉が、尾張の小国から、天才的な活躍をもって天下を目前にまでした、
いわば天才的な活躍を見せた織田信長の言葉だ、ということにまず驚かされる。
しかし、確かに、何かに取り組むときに才能があって、
簡単にできてしまったとしたら、鍛錬しなくてもいいや、
と考えてしまうかもしれない。
自分が簡単にできるからといって、鍛錬を怠ってしまえば、
成長もしていくことができなくなる。
プロスポーツの世界では、まず基本を繰り返し、繰り返し
叩き込むことから始めるという。
一流になっていくのには、基礎基本を整えていく必要がある。
そのときに、才能は却って邪魔になることがある。
<基礎基本>
簡単にできる、と思ってしまうと人は手を抜き始める。
意識するかどうかはともかく、
脳は楽をすることを選択しようとする。
簡単にできるんだから、鍛錬しなくたって。。。
それほど重要じゃない。そんな風に考えがちなもの。
しかし、基礎基本はしっかりしたものを確実に身につけておくほうがいい。
手を抜いてやってしまうと、肝心なときにできなかったり、
どこか間違ったまま時間を過ぎさせてしまうもの。
時間をかけても基礎基本は定着させておきたい。
<心構え>
どんなことでも、真剣に取り組むのと、手を抜いてしまうのとでは
大きな違いが生まれてくる。
こんな簡単なこと!って思ってしまうようなことも
実は奥が深いものだったりする。
才能があって表面的な動作としてはできたとしても、
内面や、芯の部分に違いが生まれてくるかもしれない。
手を抜いてやっていたら、気づかないこともきっとある。
だから、身につけるための努力や心構えを
しっかり持って続け、繰り返していきたい。
そうすれば、いつの間にか高いレベルに到達できたりする。