気づきの伝道師 藤井一規です。
仕事というと、どんなイメージを持ちますか?
生活のためにするもの?
辛いもの?喜びを得るためにするもの?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14779/
この記事の目次
「何かをやりたいと思えば思うほど、それを仕事とは呼びたくない」
by リチャード・バック(米の作家)
仕事をポジティブに捉える人もいれば、ネガティブに捉える人もいる。
どちらかというと、ネガティブな人のほうが多いのではないだろうか?
もう少し掘り下げていく。
<仕事って何?>
仕事って何?
仕事を生活のお金を稼ぐためだと捉える人は多い。
たしかに、それも大切なことだけれど、
人はお金のためだけに働くか?というと、
どうもそうではない。
お金さえ手に入れば、どんな仕事でもいいのか?
と聞かれたら、違うなって感覚が湧いてくることでもわかる。
お金に困らない状態になったら
働かないっていう人もいるかもしれない。
しかし、お金を稼がなくても、
なにかしら働くほうが、生きているという充実感を得られたりする。
どうも、仕事は自分の存在価値に結びついている。
<ワークライフバランス>
ワークライフバランスという言葉が盛んに言われるようになったとき、
なんだか違和感があった。
この言葉は、仕事とプライベートとが対立するもののように、
捉えようとしているように思える。
仕事は身を削るようなもので、プライベートとは
相いれないものだと捉えているようだ。
そういう思いでいる人が多いってことなのだろう。
しかし、仕事ってマイナスなだけなのだろうか?
<自分の存在価値を高めるもの>
仕事は、事に仕えるとか、仕える事と書くから、
なんだか自分が主ではなく、従の立場で、
やらされているような感覚が湧いてくるのかもしれない。
リチャード・バックも、仕事という言葉には
マイナスなイメージを持っている。
しかし、仕事は自分が、誰かや、社会に貢献することを助けてくれている。
自分の成長のためにも、役立たせることができる。
立てた目標を達成する、という充実感ももたらしてくれる。
<自分の事にする>
そう、私たちは、仕事で自分の存在価値を高めることができる。
ただやらされるのではなく、
自分の存在を示すための、自分の事にしていけたらいい。
自分を表現したり、自分ならではを
創っていきたいもの。
自分のためにあると思えば、
仕事への取り組み方も違ってくるかもしれない。