気づきの伝道師 藤井一規です。
つい同じような失敗しちゃうってあったりする。
どうも人は同じことを繰り返しやすいものらしい。
どのようにしていけばよいか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14842/
この記事の目次
「人は物事を繰り返す存在である。従って、優秀さとは行動によって得られる物ではない。習慣になっていなければならないのだ」
by アリストテレス(古代ギリシアの哲学者)
人はとっさのとき、その人ならではの特定の行動をとったりするという。
また、つい悲観的に考えてしまうとか、反対に楽観的に考えがちとか、
ある傾向をもっていたりする。
それはどうしてなのか?どう克服していけばよいか、
もう少し掘り下げていく。
<プログラム>
人の生き残っていくための戦略を持っている。
危機が訪れようとしているとき、
どんな行動をしたら、効率的に逃れることができるのか、
無意識のうちに学習し、効果があったものを繰り返しながら身につけていく。
また、快適な状態を得ようとするときも、
どんなやり方をすればよいか、
同じように無意識のうちに学習し、身につけていく。
こうしたことは、コンピュータのプログラムのように
同じ刺激を受けると、繰り返し発動するようになっていく。
ついやっちゃう癖もそうしたことのひとつ。
<書き換えの必要性>
こうしたプログラムの多くは、子供の時に基礎部分が作られていく。
だから、子供のうちにどんな経験をするかは人生に大きな影響を及ぼす。
もちろん、成長していくと、子供の時には役に立ったプログラムも、
必ずしも生活していくうえで邪魔になるものもある。
小さい頃は、困ったら、とりあえず泣いておけば良かったかもしれないが、
成長していけば泣きさえすればよい、
というものではないとわかってくる。
新たな経験によって、より望ましいプログラムに書き換えることができたりする。
<なかなか書き換えられないとき>
ところが、書き換えたいのに、書き換えられないことがあったりする。
ポジティブな考え方をしたいのに、ついネガティブな考えをしてしまう。。。
怒りっぽいのを何とかしたいのに、つい。。。
直したい癖があるのに、なかなか直せない。。。
変えられないものには、手放すのにはあまりに惜しいメリットがあったりする。
まず、それは何か考えていく。
次に、別の方法でも同じメリットを得られるものを見つけていく。
そして、新しい方法が習慣になるまで続けていくことだ。
新しい方法がより快適だと、心も身体も安心していられたら、
書き換えがうまくいく。
習慣になるまで、繰り返すって大事なこと。