気づきの伝道師 藤井一規です。
変化にさらされる私たち。
人生を支える柱は、複数あったほうが良いといわれます。
かといって、いくつも立てればよいというものでもないようです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14860/
この記事の目次
「先を見すぎてはいけない。運命の糸は一度に一本しかつかめないのだ」
by ウィンストン・チャーチル(英の政治家、ノーベル文学賞受賞作家)
運命の糸を2本つかんだとする。
すると、同じようなところに向かっている間はいいが、
しばらくすれば、2本は離れていってしまうもの。
結局、どちらかを手放すか、両方が中途半端になったりする。
もう少し掘り下げていく。
<大黒柱をもつ>
家を建てるとき、中心となる大黒柱を先に設けると安定する。
同じように、自分の世界を支える、中心となる柱があると安定する。
同じような柱を同時に立ててしまうと、
どちらつかずになってしまったりする。
もちろん、建物のサイズをどんどん大きくしようとしていくとき、
一本だけの柱では、限界が来る。
それに、その柱のままでは支えられなくなる事態になることもある。
しかし、だからといって慌ててしまうと、
どの柱も半端なものになってしまう可能性がある。
<先を見る>
作り上げたものも、長く保っていこうとすると、
何らかの変化をさせ続けていく必要がある。
一度作ったから、いつまでも大丈夫ってわけにはいかない。
この世は常に変化していくもの。
今と同じ状況が続くという保証はどこにもない。
だから、これからの未来についてよく考え、
変化に対応していくために何をしていく必要があるかを
見極め、少しずつでも準備していく必要がある。
<新しい柱>
そのためには、現在の柱に加え、
新しく柱となっていくものを育て、大きくしていく必要がある。
だから、複数の柱を設けていくことそのものは、
重要なことだと言える。
もちろん、新しいことはすぐに成功するとは限らない。
なかには、途中であきらめることになるものもあるだろう。
今あるものを活かしながら、
うまく関連付けられたら成功しやすいという。
<だからといって>
そう、新しい柱がいずれ必要になるのは確か。
ただ、だからといって、現在の柱がしっかりしていないうちから、
あれこれと柱を立てようとするのは、
考え直したほうがよいかもしれない。
まず、しっかりとした柱があってこそ、
新しい柱を立てることができていく。
慌て過ぎず、守りすぎず。
どんなバランスで進めていくか、よく考えていきたい。
まずは、足元をしっかりさせ、それから新たに挑戦したい。