気づきの伝道師 藤井一規です。
誰しも「愛されたい」、という気持ちを持っているもの。
愛されるためには、自分から人を愛することが必要だ、
と、言われたりします。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14965/
この記事の目次
「もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない」
by ルキウス・アンナエウス・セネカ(ローマ時代の政治家、哲学者、詩人)
誰しも愛されたい。
しかし、他人をあなたがどうこうすることはできない。
となれば、自分から行動を起こすことで、
相手自らが行動を起こせるようにしておくことは必要だ。
人の根源的な要求、「愛されたい」という欲求を
どのように満たしていけばよいか、
もう少し掘り下げていく。
<返報性の法則>
人の心は鏡写しだったりする。
相手が嫌っているな、と感じれれば、
こちらも気持ち良く付き合おうとは思わなくなってしまいがち。
相手があなたに心からの笑顔を向けるなら、
あなたも笑顔になっていく。
返報性の法則とか、鏡の法則といわれたりする。
同じように、あなたが愛されたいと望むなら、
あなたのほうから、愛していくほうがいい。
相手の心を操ることはできなくとも、
相手の心にアプローチすることはできる。
<鏡のように>
人は、何かをしてもらったときに、
お返しをしたい、という気持ちを持ちやすくなる。
人は集団で生きることを選択したがゆえに、
相手とうまくやっていくことを大切にしている。
向けられた好意に対して、
好意を返していくのは極めて自然なことだ。
人は、どこかでバランスを取ろうと考えるものだ。
もし、一方的に何かをしてもらおうと望んでいるとしたら、
どこかでその仕返しを受けやすくなっていく。
<見返りを期待すると>
いくら返報性や、鏡のようになりやすい、といっても、
明らかに見返りを期待しているなって、
伝わってしまうとしたら、
却って逆効果になったりする。
考えてみればすぐわかる。
そんな人が笑顔で近づいて来たとしたら、
今度はどんな狙いで近づいてきたのかと、
まず怪しむことになるだろう。
<心から与えていく>
あなたが得たいものは、あなたが心から与えるようにしていく。
見返りが来て初めて喜び、みたいに計算していたら、
それは相手にも伝わっていくと考えたほうがいい。
自分から与えられることそのものが、
実は幸せだって気づけると、不思議なことが起きていく。
まず、自分のできる範囲で始めればいい。
与える喜びを感じられると、与えられる喜びも
わかるようになっていく。