気づきの伝道師 藤井一規です。
私たちは、人生の正解を求めて
つい頭の中で解きほぐそうとしてしまいがちです。
答えがあるはずと考え、見つかるまで始められないと思っていたりします。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14977/
この記事の目次
「人生は、解かれるべき問題ではなく、経験されるべき現実である」
by セーレン・キルケゴール(デンマークの哲学者、宗教思想家)
人生にこれが正解!と決まったものはない。
同時に間違っているというものもない。
実際に行動して経験していくものだと、キルケゴールは言う。
もう少し掘り下げていく。
<何が答えか>
私たちは、正解を出すことを求められることが多い。
正解だと褒められる、という経験を通じて、
正解じゃないとまずい・・・って
思ったりする。
人によって違っていいんだよ、と言われても、
多くの人から見栄えがよかったり、かっこよく思われるようなものを
用意したいと思ったりする。
間違っていたらどうしよう・・・
という不安を抱えて、思い切って行動することを
止めてしまったりする。
<人生の答え>
人生は行動して、経験して始めてわかる。
行動する前に、正解を求めようとして
行動しないでいたら、結局は何もすることができなくなる。
失敗することも素晴らしい経験になる。
失敗をしたからこそわかる、大切なことってある。
望まない結果を導く方向に進んでしまうこともある。
それでも、気づいたときから、方向を修正することができる。
初めから効率的に、一本道を進むのもいいかもしれないが、
ときには脇道に反れてしまったりすることも、
人生を豊かにしてくれたりする。
<考えること>
もちろん、考える必要はある。
過去からの学びを活かしたり、
このまま進んだほうが良いのか、
冷静になる時間も必要。
しかし、正解以外はダメ、という考え方をする必要はない。
他人にとって、正解だってことも、
自分にとっては違うかもしれいない。
人生に何を求めるかは、人によって違っていい。
自分にとっての幸せを追究していきたい。
<自分の人生>
そう、どんな経験も活かしていくことができる。
人生は誰かが正解を用意するようなものではなく、
自分が創り上げていくもの。
行動し、経験し、その先をどうしていくかを
自分で決めていけるもの。
問題を解くようなものではなく、
実際に作り上げていくものなのだ。